733円
ケアネットのニュース
日経平均株価
始値 33752.05
高値 33817.86(11:00)
安値 33622.57(14:50)
大引け 33625.53(前日比 +173.70 、 +0.52% )
売買高 12億2195万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆2516億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は173円高と続伸、上値重く後場に入り伸び悩む
2.為替の1ドル=149円半ばへの円安進行も相場を押し上げる
3.日経平均は一時7月の年初来高値(3万3753円)を上回る
4.トヨタやホンダ、日産自といった自動車株が買い人気集める
5.レーザーテクやアドテスト、ソニーG、任天堂は値を下げる
■東京市場概況
前日の米国市場は、感謝祭(サンクスギビング)の祝日で休場だった。
休場明けの東京市場では、日経平均株価は続伸。為替相場で円安が進行したことも好感され一時は7月3日につけた年初来高値(3万3753円)を上回ったが、上値は重く買い一巡後は伸び悩んだ。
前場の日経平均は3万3800円台に乗せる場面もあり、一時は年初来高値を上回った。しかし、後場に入ってからは利益確定売りが優勢となった。23日の米株式市場は、感謝祭で休場だったが、22日のNYダウは184ドル高と反発していた。東京市場も23日が勤労感謝の日で、この日は休日明けだったが、前場は米株高を受け買いが先行する展開となった。ドル円相場は1ドル=149円台半ばへの円安に振れたことも全体相場を押し上げた。しかし、週末ということもあり、後場に入ってからは様子見気分が強まったほか、今晩の米国は短縮取引となることもあり、買い一巡後は売りに押された。
個別銘柄では、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、日産自動車<7201>といった自動車株が高く、東京エレクトロン<8035>やルネサスエレクトロニクス<6723>がしっかり。三菱重工業<7011>が買われ、川崎汽船<9107>や三菱商事<8058>が値を上げた。ソフトバンクグループ<9984>やリクルートホールディングス<6098>が底堅く推移した。
半面、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>が安く、キーエンス<6861>やダイキン工業<6367>が軟調。ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>が値を下げた。ニトリホールディングス<9843>やメルカリ<4385>も安い。オリエンタルランド<4661>や資生堂<4911>も軟調だった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、テルモ <4543>、中外薬 <4519>、リクルート <6098>、トヨタ <7203>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約73円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367>、アドテスト <6857>、レーザーテク <6920>、ソニーG <6758>、NTTデータ <9613>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約47円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)保険業、(3)ゴム製品、(4)海運業、(5)建設業。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)陸運業、(3)空運業、(4)その他製品、(5)繊維製品。
■個別材料株
△ケアネット <2150> [東証G]
東証プライムへの市場変更でパッシブ系資金の流入期待。
△トランスG <2342> [東証G]
上限30万株の自社株買いを材料視。
△テクニスコ <2962> [東証S]
半導体中小型株の出遅れで物色人気加速。
△レゾナック <4004> [東証P]
戦略パートナーとして米半導体コンソーシアムに参画。
△日シス技術 <4323> [東証P]
株主優待制度の導入と創立50周年記念優待を好感。
△ノート <5243> [東証G]
AI新会社設立を材料視。
△ザイン <6769> [東証S]
業績回復を先取りする買いで底入れへ。
△ミナトHD <6862> [東証S]
台湾半導体企業と資本業務提携。
△三菱重 <7011> [東証P]
防衛事業売上規模1兆円へ倍増の見通し示し関心向かう。
△ショクブン <9969> [東証S]
不二家 <2211> と冷凍自動販売機分野で業務提携。
▼ダイキン <6367> [東証P]
大和証券では投資判断を「2→3」に格下げ。
▼富山第一銀 <7184> [東証P]
井村氏が大株主上位10から外れる。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)エンプラス <6961>、(2)建設技研 <9621>、(3)Vテク <7717>、(4)日シス技術 <4323>、(5)三菱重 <7011>、(6)トムソン <6480>、(7)群馬銀 <8334>、(8)萩原電気HD <7467>、(9)グリムス <3150>、(10)ランドコンピ <3924>。
値下がり率上位10傑は(1)サンリオ <8136>、(2)タツモ <6266>、(3)芝浦 <6590>、(4)富山第一銀 <7184>、(5)オーケストラ <6533>、(6)アイスタイル <3660>、(7)そーせい <4565>、(8)デサント <8114>、(9)ソシオネクス <6526>、(10)オカムラ <7994>。
【大引け】
日経平均は前日比173.70円(0.52%)高の3万3625.53円。TOPIXは前日比12.75(0.54%)高の2390.94。出来高は概算で12億2195万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1057、値下がり銘柄数は541となった。東証グロース250指数は716.99ポイント(3.89ポイント高)。
[2023年11月24日]
株探ニュース
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