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やまねメディカルのニュース
日経平均株価
始値 20980.79
高値 21117.22(15:00)
安値 20922.00(09:00)
大引け 21117.22(前日比 -33.92 、 -0.16% )
売買高 12億4671万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1284億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、ただ朝安後は一貫して下げ渋りこの日の高値引けに
2.米中摩擦の長期化懸念もトランプ米大統領が取引の可能性を示唆する発言
3.後場は日銀ETF買いの思惑や底堅い中国株の動きなどもポジティブ作用
4.電機セクターや原油関連株の下げ目立つ、ソフトバンクGなどは強い動き
5.値上がり銘柄数が値下がりを上回り、TOPIXは前日比プラス圏で着地
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは286ドル安と大幅に続落した。米中貿易摩擦への警戒感が強まったことに加え、世界的な景気減速懸念を背景に幅広い銘柄で売りが優勢となった。
東京市場では、前日の米株急落を受け日経平均株価が続落した。ただ、朝方に大きく売りが先行したものの、その後は漸次戻り歩調。大引けはマイナス圏ながらこの日の高値で着地、TOPIXはプラスだった。
24日の東京市場は、朝方は見送りムード一色。米中貿易摩擦問題が長期化することへの懸念から、前日の米国株市場ではNYダウが一時450ドル近い下落と波乱展開となり、このリスク回避の流れが波及した。為替が1ドル=109円台半ばまで円高方向に振れたことも嫌気されハイテクセクターが売られたほか、原油市況の急落を受け資源関連や石油関連株が大きく値を下げ、全体地合い悪を助長した。しかし、寄り後早々に売りが一巡し、その後は漸次下値を切り上げる展開となった。トランプ米大統領が、ファーウェイを巡り、中国との通商交渉での合意を条件に取引に応じる可能性を示唆する発言をしたことが伝わり、投資家の不安心理が後退した。後場は日銀のETF買いの思惑や、中国株などが底堅い動きをみせたこともプラスに作用した。値上がり銘柄数は値下がりを上回り、TOPIXは小幅高で引けた。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、任天堂<7974>も上昇した。KDDI<9433>がしっかり、楽天<4755>、ディー・エヌ・エー<2432>も買い人気を集めた。レオパレス21<8848>が商いを膨らませ値上がり率トップに買われ、日本通信<9424>も大幅高。千趣会<8165>が値を飛ばし、KLab<3656>も活況高となった。日本マイクロニクス<6871>が高く、アルヒ<7198>、東京機械製作所<6335>、テクマトリックス<3762>なども値を上げた。
半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>も売りに押された。資生堂<4911>も値を下げた。enish<3667>が急落、エムアップ<3661>、ダブル・スコープ<6619>も大幅安。コスモエネルギーホールディングス<5021>、国際石油開発帝石<1605>などが水準を切り下げたほか、ペプチドリーム<4587>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、KDDI <9433> 、スズキ <7269> 、ユニファミマ <8028> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約45円。うち23円はSBG1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、ヤマハ <7951> 、キヤノン <7751> 。押し下げ効果は約52円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)不動産業、(3)鉄鋼、(4)情報・通信業、(5)パルプ・紙。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)海運業、(4)電気機器、(5)空運業。
■個別材料株
△シンクレイヤ <1724> [JQ]
信用取引の委託保証金率を引き上げも短期の買いが優勢。
△やまねメディ <2144> [JQG]
24年3月期営業目標60億円とする中期計画を発表。
△クロスキャト <2307>
9.4%を上限に自社株買いを実施。
△フジタコーポ <3370> [JQ]
「米娯楽企業が苫小牧で開業目指すIRに50億ドル投資」との報道に思惑。
△GMOペパボ <3633> [JQ]
全国商工会連合会と包括連携協定を締結。
△オプティム <3694>
眼底画像診断支援システムの認証を取得。
△エルテス <3967> [東証M]
三井住友信託などと信託プラットフォーム構築の共同検討を開始。
△東京機 <6335>
上期最終を赤字縮小に上方修正、通期も増額。
△日本MDM <7600>
東海東京調査センターが目標株価を1680円へ引き上げ。
△しまむら <8227>
5月度全店売上高は4ヵ月ぶりにプラスに転じる。
▼マツキヨHD <3088>
三菱UFJMS証券が目標株価を3600円へ引き下げ。
▼Jディスプレ <6740>
「嘉実基金が支援に慎重」との報道。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)レオパレス <8848> 、(2)ランド <8918> 、(3)ニホンフラ <7820> 、(4)日本通信 <9424> 、(5)千趣会 <8165> 、(6)オープンH <3288> 、(7)日本マイクロ <6871> 、(8)日コン <5269> 、(9)KLab <3656> 、(10)シグマクシス <6088> 。
値下がり率上位10傑は(1)enish <3667> 、(2)トラスト・T <2154> 、(3)エムアップ <3661> 、(4)WSCOPE <6619> 、(5)ファイズ <9325> 、(6)ナカノフドー <1827> 、(7)パイプドHD <3919> 、(8)Jディスプレ <6740> 、(9)ゴルドウイン <8111> 、(10)洋シヤタ <5936> 。
【大引け】
日経平均は前日比33.92円(0.16%)安の2万1117.22円。TOPIXは前日比0.63(0.04%)高の1541.21。出来高は概算で12億4671万株。東証1部の値上がり銘柄数は1180、値下がり銘柄数は867となった。日経ジャスダック平均は3359.15円(0.80円安)。
[2019年5月24日]
株探ニュース
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