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若築建設のニュース
日経平均株価
始値 23145.47
高値 23218.22(09:50)
安値 23086.89(09:15)
大引け 23089.95(前日比 -115.48 、 -0.50% )
売買高 10億6261万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9245億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、米株波乱続きリスク回避の売り圧力続く
2.半導体などハイテク株が売られる展開も景気敏感株の一角高い
3.指数寄与度の高いソフトバンクGの急落が全体指数押し下げる
4.買われる株も多く、値上がり銘柄数が値下がりを大きく上回る
5.全体売買代金は1兆9000億円台と5日連続で2兆円台割れ
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比159ドル安と続落した。8月雇用統計が市場予想を上回り上昇して始まったが、買い一巡後はハイテク株中心に売りに押された。
週明けの東京市場では、売り優勢の展開となり日経平均株価は前週末に続き下値模索の展開となり2万3000円トビ台まで水準を切り下げた。
7日の東京市場は、前週末に続き下値を探る展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が連日下値模索の展開となり、東京市場でもこれを引き継ぐ形で日経平均は軟調展開に。半導体などハイテク株が主導して全体の地合いを悪くした。もっとも日経平均の下げはソフトバンクGによる部分が大きく、値上がり銘柄数は値下がり数を大きく上回った。米景気の回復期待などを背景に景気敏感株はリターンリバーサル狙いで買われる銘柄も多く、全体相場を下支えした。市場エネルギー不足は相変わらずで東証1部の売買代金は1兆9000億円台にとどまり、5営業日連続で2兆円割れとなった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が急落、2位以下を大きく引き離す断トツの売買代金をこなした。任天堂<7974>が軟調、東京エレクトロン<8035>も1000円を超える下げ。アサヒグループホールディングス<2502>が軟調、トヨタ自動車<7203>、武田薬品工業<4502>も冴えない。アイル<3854>がストップ安で値下がり率トップに売られ、enish<3667>もストップ安。ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>なども大きく値を下げた。
半面、ファナック<6954>が活況高となり、ファーストリテイリング<9983>もしっかり。日本航空<9201>が高い。ラクーンホールディングス<3031>が値上がり率トップに買われ、クロスキャット<2307>も大幅高。ダントーホールディングス<5337>が引けは伸び悩んだものの一時ストップ高に買われ、福島銀行<8562>も物色人気となった。スカラ<4845>、じげん<3679>なども上昇した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、ファストリ <9983> 、NTTデータ <9613> 、電通グループ <4324> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約72円。うち47円はファナック1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、エムスリー <2413> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約167円。うち98円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は16業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)鉄鋼、(3)繊維製品、(4)非鉄金属、(5)海運業。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)食料品、(3)建設業、(4)小売業、(5)その他製品。
■個別材料株
△ITbook <1447> [東証M]、クロスキャト <2307>
マイナンバー関連で人気化。
△ケア21 <2373> [JQ]
20年10月期営業利益予想を上方修正。
△クロスプラス <3320> [東証2]
21年1月期業績・配当予想を上方修正。
△北日紡 <3409> [東証2]
抗菌・抗ウイルス糸の研究開発開始とプラスチックリサイクル事業参入。
△ジオスター <5282> [東証2]
プロジェクト構成など奏功し21年3月期業績予想を上方修正。
△パートナーA <6181> [東証M]
SKE48とのスペシャルコラボ動画の再生回数100万回突破。
△ウシオ電 <6925>
紫外線「care222」の新型コロナ不活化効果を確認。
△ファナック <6954>
「協働ロボットの需要増加」との報道。
△MrMax <8203>
8月度既存店売上高16%増で8ヵ月連続プラス。
△青森銀 <8342> 、みちのく銀 <8350>
「経営統合に向けた案が浮上」との報道。
▼アイル <3854>
21年7月期営業利益29%減。
▼ソフトバンクG <9984>
「米ハイテク株のデリバティブで数千億円規模の取引」との報道。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ラクーンHD <3031> 、(2)ブラス <2424> 、(3)クロスキャト <2307> 、(4)MSOL <7033> 、(5)スマバ <9417> 、(6)ダントーHD <5337> 、(7)TAC <4319> 、(8)福島銀 <8562> 、(9)スカラ <4845> 、(10)みちのく銀 <8350> 。
値下がり率上位10傑は(1)アイル <3854> 、(2)ティーライフ <3172> 、(3)enish <3667> 、(4)日本モゲジS <7192> 、(5)ライドオンE <6082> 、(6)若築建 <1888> 、(7)ヴィッツ <4440> 、(8)テモナ <3985> 、(9)IRジャパン <6035> 、(10)萩原工業 <7856> 。
【大引け】
日経平均は前日比115.48円(0.50%)安の2万3089.95円。TOPIXは前日比6.86(0.42%)安の1609.74。出来高は概算で10億6261万株。東証1部の値上がり銘柄数は1277、値下がり銘柄数は817となった。日経ジャスダック平均は3522.42円(7.68円安)。
[2020年9月7日]
株探ニュース
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