388円
日本ハウスホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 27549.64
高値 27979.54(14:10)
安値 27523.95(09:00)
大引け 27915.89(前日比 +154.32 、 +0.56% )
売買高 10億0182万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆3223億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、朝安後に切り返し2万8000円台が目前に
2.前週末の米国株は5月の雇用統計を受け、金融引き締め懸念が再燃
3.米長期金利上昇でハイテク株に逆風も、円安が日本株の追い風材料
4.岸田政権下でのGoTo再開観測を受け、内需関連株に物色の矛先
5.日経平均は後場一段高となり、3月30日以来の高値圏に浮上
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは、前日比348ドル安と反落した。5月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことで、FRBによる金融引き締めが警戒された。
週明けの東京市場では、目先筋の利益確定売りをこなし、日経平均株価は朝安後に切り返し続伸した。一時は2万8000円台近辺まで水準を切り上げる場面があった。
6日の東京市場は、前週末の米株安を受け朝方は安く始まったものの、寄り後はすぐに押し目買いが活発化し、日経平均は急速に下げ渋る動きをみせた。前場後半を境に上昇に転じ、後場は一段高に買われる展開で2万7900円台後半まで水準を切り上げる場面があった。米国では5月の雇用統計で雇用者数の伸びが市場コンセンサスを上回ったことから、FRBによる金融引き締め強化の思惑が高まり、ハイテク株中心に売られる展開。NYダウなど主要株価指数は揃って大幅安となったが、外国為替市場で円安が進行したことで、東京市場ではこれが追い風となった。岸田政権内で「GoToトラベル」の再開が検討されていると伝わり、内需関連株に物色の矛先が向いた。また、防衛関連株への買いも目立った。日経平均は3月30日以来の高値をつけた。
個別では、東京エレクトロン<8035>が高く、売買代金トップとなったレーザーテック<6920>も買いが優勢の展開だった。三菱重工業<7011>が上値追い継続、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も大きく買われた。ファーストリテイリング<9983>が水準を切り上げ、第一三共<4568>も上昇した。新日本科学<2395>が値上がり率トップとなり、オープンドア<3926>も値を飛ばした。アインホールディングス<9627>が急騰、東京計器<7721>も大幅高。日本駐車場開発<2353>も活況高。
半面、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>などが軟調、ソニーグループ<6758>も売りに押された。リクルートホールディングス<6098>が下落、ベイカレント・コンサルティング<6532>、レノバ<9519>も安い。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>がストップ安に売られ、TOKYO BASE<3415>、ファーマフーズ<2929>なども大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、第一三共 <4568>、ファナック <6954>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約119円。うち65円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098>、TDK <6762>、SBG <9984>、電通グループ <4324>、ソニーG <6758>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約32円。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)空運業、(3)陸運業、(4)保険業、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)証券商品先物、(3)サービス業、(4)パルプ・紙、(5)電気機器。
■個別材料株
△日本駐車場 <2353> [東証P]
第3四半期38%営業増益と自社株買いを好感。
△YEデジタル <2354> [東証S]
「テレビ局特化型メタバース」を「Interop Tokyo22」に出展。
△ロードスター <3482> [東証P]
円安背景に都心の不動産流動化ビジネスに思惑。
△力の源HD <3561> [東証P]
インバウンド人気と株式需給に思惑。
△ソフトMAX <3671> [東証G]
医療情報システム導入に係る大口受注を獲得。
△石原産 <4028> [東証P]
チタン需要逼迫を背景とした値上げ効果など期待。
△出光興産 <5019> [東証P]
秋田県湯沢市における地熱発電所の建設段階への移行を決定。
△東洋刃物 <5964> [東証S]
フェローテク <6890> [東証S]によるTOB価格2254円にサヤ寄せ。
△トミタ電機 <6898> [東証S]
第1四半期営業利益9.5倍で上期計画上回る。
△アインHD <9627> [東証P]
23年4月期は5期ぶり最高利益更新見込み。
▼IRジャパン <6035> [東証P]
「監視委が強制調査」との報道。
▼イメージM <7793> [東証G]
オンデマンドプリント売り上げ減で22年4月期業績は計画下振れ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)新日本科学 <2395>、(2)アイスタイル <3660>、(3)オープンドア <3926>、(4)大阪チタ <5726>、(5)アインHD <9627>、(6)日本コンセプ <9386>、(7)東京計器 <7721>、(8)ギフティ <4449>、(9)日本駐車場 <2353>、(10)カーリットH <4275>。
値下がり率上位10傑は(1)IRジャパン <6035>、(2)T-BASE <3415>、(3)ファーマF <2929>、(4)フロンティM <7038>、(5)スタティアH <3393>、(6)PCデポ <7618>、(7)日本ハウス <1873>、(8)ペプドリ <4587>、(9)芦森工 <3526>、(10)日産車体 <7222>。
【大引け】
日経平均は前日比154.32円(0.56%)高の2万7915.89円。TOPIXは前日比5.97(0.31%)高の1939.11。出来高は概算で10億0182万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1029、値下がり銘柄数は713となった。東証マザーズ指数は676.14円(5.77円高)。
[2022年6月6日]
株探ニュース
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