993円
ピーエス・コンストラクションのニュース
8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続落、「予想PER12倍」が今度は上値めどに?
・ドル・円は弱含み、日本株安受け円買い地合い
・値下がり寄与トップは、東エレク<8035>、ファナック<6954>
■日経平均は大幅続落、「予想PER12倍」が今度は上値めどに?
日経平均は大幅続落。337.37円安の20413.91円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えている。
7日の米株式市場でNYダウは続落し、220ドル安となった。欧州委員会がユーロ圏の経済成長率見通しを下方修正したことで欧州株が全面安となり、米国株も売りが先行。クドロー国家経済会議(NEC)議長が米中交渉の合意まで「距離がある」との見方を示したほか、トランプ大統領も3月1日の期限までに中国の習近平首席と会うことはないだろうと語り、米中合意への期待が後退した。本日の日経平均も欧米株安の流れを引き継いで240円安からスタートすると、前場中ごろを過ぎて一段安となり、20353.40円(397.88円安)まで下落する場面があった。東証1部の値下がり銘柄は全体の8割強となっている。
個別では、トヨタ自<7203>、武田薬<4502>、ソフトバンク<9434>などが軟調で、ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>は小安い。米株式市場と同様にキーエンス<6861>、東エレク<8035>、村田製<6981>といったハイテク株の下げが目立った。ZOZO<3092>は9%近い下落。「Uアローズ<7606>がインターネット通販サイトの運営を自社運営に切り替える」などとの報道が売り材料視されたようだ。決算発表銘柄ではニコン<7731>などが急落。また、新たな施工不良が発覚したレオパレス21<8848>はストップ安水準での売り気配となっている。一方、取引開始前に自社株買い実施を発表したソニー<6758>が4%超高と急反発。ファーストリテ<9983>は小高い。決算発表銘柄ではテルモ<4543>や富士フイルム<4901>、明治HD<2269>が大きく買われた。また、PS三菱<1871>やウィルG<6089>はストップ高水準まで急伸した。セクターでは、全33業種がマイナスとなり、機械、海運業、石油・石炭製品、金属製品、非鉄金属が下落率上位だった。
欧州経済の減速懸念や米中通商合意への期待後退を背景に欧米株が下落し、日経平均もこうした流れを引き継いで連日で3ケタの下落となっている。21000円レベルでの上値の重さが意識されていただけに、目先の上げ一服とみた短期筋からの先物売りが出ているもよう。前引けにかけての一段安で、日足チャート上では下値支持線と目されていた25日移動平均線を割り込んでおり、目先の利益を確定する売りが広がる可能性がある。3連休を控え積極的な買いが入ることも期待しづらく、後場の日経平均は軟調に推移しそうだ。
企業決算では業績の底入れ期待が広がったテルモや2ケタ営業増益を確保した富士フイルムが評価されているものの、引き続きニコンなど輸出関連を中心にネガティブ視されるものが少なくない。2018年4-12月期決算発表では日経平均の予想EPS(1株当たり利益)拡大が足踏み。日経平均21000円レベルは従来、アベノミクス相場で予想PER(株価収益率の)のレンジ下限となっていた12倍程度に当たる。今度は「上値めど」との見方が強まるか、今後の推移を見極めたい。
■ドル・円は弱含み、日本株安受け円買い地合い
8日午前の東京市場でドル・円は弱含み。前日の米株安を受けた日本株安で円買いが先行し、ドルは109円後半で下落基調となった。
前日の米株安を背景に東京株式市場では日経平均株価が大幅安となり、円買いが先行。ドル・円は、109円後半で値を下げる展開となり、一時109円63銭まで弱含んだ。その後国内勢の押し目買いがみられるが、戻りは鈍い。
ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで日本株安継続を警戒した円買いりに振れやすい地合いようだ。また、欧米株式先物はマイナス圏で推移し目先はクロス円の弱含みも観測されるため、ドルの戻りは引き続き鈍いだろう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円64銭から109円84銭、ユーロ・円は124円30銭から124円58銭、ユーロ・ドルは1.1336ドルから1.1345ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・オプトホールディング<2389>やピーエス三菱<1871>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップは、東エレク<8035>、ファナック<6954>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・ブラード米セントルイス連銀総裁
「現高水準の金利はやや引き締め的」
「2019年のGDPは+2.25%と予測」
「GDPは昨年よりも伸びが鈍化」
・豪準備銀行(金融政策報告)
「国内住宅市場の大幅な減速が先行きにかなりの不透明感をもたらしている」
【経済指標】
・日・12月家計調査・消費支出:前年比+0.1%(予想:+0.8%、11月:-0.6%)
・日・12月経常収支:+4528億円(予想:+4693億円、11月:+7572億円)
・日・12月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+1.8%(予想:+1.7%、11月:+1.7%)
<国内>
特になし
<海外>
・15:45 スイス・1月失業率(予想:2.7%、12月:2.7%)
・16:00 独・12月貿易収支(予想:+165億ユーロ、11月:+204億ユーロ)
<HH>
・日経平均は大幅続落、「予想PER12倍」が今度は上値めどに?
・ドル・円は弱含み、日本株安受け円買い地合い
・値下がり寄与トップは、東エレク<8035>、ファナック<6954>
■日経平均は大幅続落、「予想PER12倍」が今度は上値めどに?
日経平均は大幅続落。337.37円安の20413.91円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えている。
7日の米株式市場でNYダウは続落し、220ドル安となった。欧州委員会がユーロ圏の経済成長率見通しを下方修正したことで欧州株が全面安となり、米国株も売りが先行。クドロー国家経済会議(NEC)議長が米中交渉の合意まで「距離がある」との見方を示したほか、トランプ大統領も3月1日の期限までに中国の習近平首席と会うことはないだろうと語り、米中合意への期待が後退した。本日の日経平均も欧米株安の流れを引き継いで240円安からスタートすると、前場中ごろを過ぎて一段安となり、20353.40円(397.88円安)まで下落する場面があった。東証1部の値下がり銘柄は全体の8割強となっている。
個別では、トヨタ自<7203>、武田薬<4502>、ソフトバンク<9434>などが軟調で、ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>は小安い。米株式市場と同様にキーエンス<6861>、東エレク<8035>、村田製<6981>といったハイテク株の下げが目立った。ZOZO<3092>は9%近い下落。「Uアローズ<7606>がインターネット通販サイトの運営を自社運営に切り替える」などとの報道が売り材料視されたようだ。決算発表銘柄ではニコン<7731>などが急落。また、新たな施工不良が発覚したレオパレス21<8848>はストップ安水準での売り気配となっている。一方、取引開始前に自社株買い実施を発表したソニー<6758>が4%超高と急反発。ファーストリテ<9983>は小高い。決算発表銘柄ではテルモ<4543>や富士フイルム<4901>、明治HD<2269>が大きく買われた。また、PS三菱<1871>やウィルG<6089>はストップ高水準まで急伸した。セクターでは、全33業種がマイナスとなり、機械、海運業、石油・石炭製品、金属製品、非鉄金属が下落率上位だった。
欧州経済の減速懸念や米中通商合意への期待後退を背景に欧米株が下落し、日経平均もこうした流れを引き継いで連日で3ケタの下落となっている。21000円レベルでの上値の重さが意識されていただけに、目先の上げ一服とみた短期筋からの先物売りが出ているもよう。前引けにかけての一段安で、日足チャート上では下値支持線と目されていた25日移動平均線を割り込んでおり、目先の利益を確定する売りが広がる可能性がある。3連休を控え積極的な買いが入ることも期待しづらく、後場の日経平均は軟調に推移しそうだ。
企業決算では業績の底入れ期待が広がったテルモや2ケタ営業増益を確保した富士フイルムが評価されているものの、引き続きニコンなど輸出関連を中心にネガティブ視されるものが少なくない。2018年4-12月期決算発表では日経平均の予想EPS(1株当たり利益)拡大が足踏み。日経平均21000円レベルは従来、アベノミクス相場で予想PER(株価収益率の)のレンジ下限となっていた12倍程度に当たる。今度は「上値めど」との見方が強まるか、今後の推移を見極めたい。
■ドル・円は弱含み、日本株安受け円買い地合い
8日午前の東京市場でドル・円は弱含み。前日の米株安を受けた日本株安で円買いが先行し、ドルは109円後半で下落基調となった。
前日の米株安を背景に東京株式市場では日経平均株価が大幅安となり、円買いが先行。ドル・円は、109円後半で値を下げる展開となり、一時109円63銭まで弱含んだ。その後国内勢の押し目買いがみられるが、戻りは鈍い。
ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで日本株安継続を警戒した円買いりに振れやすい地合いようだ。また、欧米株式先物はマイナス圏で推移し目先はクロス円の弱含みも観測されるため、ドルの戻りは引き続き鈍いだろう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円64銭から109円84銭、ユーロ・円は124円30銭から124円58銭、ユーロ・ドルは1.1336ドルから1.1345ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・オプトホールディング<2389>やピーエス三菱<1871>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップは、東エレク<8035>、ファナック<6954>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・ブラード米セントルイス連銀総裁
「現高水準の金利はやや引き締め的」
「2019年のGDPは+2.25%と予測」
「GDPは昨年よりも伸びが鈍化」
・豪準備銀行(金融政策報告)
「国内住宅市場の大幅な減速が先行きにかなりの不透明感をもたらしている」
【経済指標】
・日・12月家計調査・消費支出:前年比+0.1%(予想:+0.8%、11月:-0.6%)
・日・12月経常収支:+4528億円(予想:+4693億円、11月:+7572億円)
・日・12月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+1.8%(予想:+1.7%、11月:+1.7%)
<国内>
特になし
<海外>
・15:45 スイス・1月失業率(予想:2.7%、12月:2.7%)
・16:00 独・12月貿易収支(予想:+165億ユーロ、11月:+204億ユーロ)
<HH>
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