ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金2711億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比8.2％増の2711億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同9.2％増の2588億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　エネルギー上場投資信託 <1685> が新高値。ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> 、ＮＥＸＴ　インド株式 <1678> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ｉシェアーズ　米国債７－１０年　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <1482> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が5.76％高、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が5.10％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.35％高と大幅な上昇。

　一方、上場中国Ａ株パンダ <1322> は6.96％安、ＵＢＳ　欧州通貨圏株 <1387> は4.07％安、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は3.75％安、ＵＢＳ　英国株 <1392> は3.20％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が314円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1862億6000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1804億3100万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が317億3000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が140億5700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が86億7300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が36億800万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が24億8800万円の売買代金となった。

株探ニュース