847円
秋川牧園のニュース
6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、後場は為替動向やトヨタ自決算に注目
・ドル・円は弱含み、豪ドル急落の影響も
・値上がり寄与トップは、ヤマハ<7951>、資生堂<4911>
■日経平均は反発、後場は為替動向やトヨタ自決算に注目
日経平均は反発。112.92円高の20957.37円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えている。
5日の米株式市場でNYダウは172ドル高と3日続伸し、約2カ月ぶりの高値を付けた。主要企業の決算がおおむね堅調で投資家心理が改善。主要ハイテク株が引き続き買われ、ナスダック総合指数も続伸した。本日の日経平均は米株高を好感して84円高からスタートすると、トランプ米大統領による一般教書演説を控え伸び悩む場面も見られた。しかし前引けにかけて強含み、一時20971.66円(127.21円高)まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強となっている。
個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>などがしっかり。武田薬<4502>は3%高となった。資生堂<4911>は米化粧品エスティローダーの好決算を受けて6%超の上昇。決算発表銘柄ではSUMCO<3436>が売り買い交錯しつつも3%近い上昇で前場を折り返し、ヤマハ<7951>は自社株買いも好感されて12%高と急伸した。また、ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンク<9434>は決算を好感した買いが先行したものの、前引けでは結局2%超の下落となった。ソニー<6758>も2%超下落し、ファーストリテ<9983>は小安い。任天堂<7974>は5%超安、ZOZO<3092>は6%超安と下げが目立った。また、業績下方修正のセガサミーHD<6460>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、鉄鋼、化学などが上昇率上位。反面、その他製品、電気・ガス業、パルプ・紙など5業種が下落した。
NYダウが3日続伸するなど米国株の堅調推移で海外投資家からの資金流入などが期待され、本日の日経平均はここまで節目の21000円にこそ届かないもののしっかりした動きを見せている。ただ、トランプ氏の一般教書演説を受けて一時ドルが売られるなど為替市場に動きがある。トランプ氏はインフラ投資や移民規制の強化を掲げ、通商政策では貿易赤字の縮小に向けて相手国への攻勢を続ける姿勢を示すとみられている。後場も為替相場の動向を注視する必要がありそうだ。
また、後場の取引時間中に発表されるトヨタ自の2018年4-12月期決算も注目されるだろう。輸出企業を中心に業績下方修正が相次ぐなか、同社の動向は市場への影響が大きいことから市場関係者の関心が集まる。前年同期の営業利益が1兆7701億円だったのに対し、今回の市場予想のコンセンサスは1兆9000億円あまり。会社側の通期予想は前期比ほぼ横ばいの2兆4000億円、市場コンセンサスは2兆5000億円あまりなどとなっている。市場の懸念を払拭するような決算内容となるか見極めたい。
■ドル・円は弱含み、豪ドル急落の影響も
6日午前の東京市場でドル・円は弱含み。日本株高を背景とした円売りで110円付近でもみ合っていたが、豪ドルの急落を受け109円60銭台に値を下げた。
ドル・円は、109円後半で寄り付いた後、日経平均株価や時間外取引の米株式先物の堅調地合いを背景に円売りが先行し、一時110円を回復。その後は節目付近の売りに押され、110円を挟んでもみ合う展開が続いた。
ただ、ロウ豪準備銀総裁による利下げを示唆する発言で豪ドルが急落し、ドル・円は一時109円60銭台まで値を下げた。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で日本株高継続を見込んだ円売りに振れやすいが、ドルの戻りは鈍い。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円63銭から110円45銭、ユーロ・円は125円04銭から125円45銭、ユーロ・ドルは1.1396ドルから1.1410ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・シベール<2228>や秋川牧園<1380>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは、ヤマハ<7951>、資生堂<4911>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・ロウ豪準備銀総裁
「労働市場の進展を注意深く監視する」
「政策金利を近く変更する強い根拠は見当たらない」
「次は利上げも利下げもありうる」
「失業率の上昇やインフレの停滞が続けば、利下げが適切」
<国内>
特になし
<海外>
・トランプ米大統領が一般教書演説
・16:00 独・12月製造業受注(前月比予想:+0.3%、11月:-1.0%)
<HH>
・日経平均は反発、後場は為替動向やトヨタ自決算に注目
・ドル・円は弱含み、豪ドル急落の影響も
・値上がり寄与トップは、ヤマハ<7951>、資生堂<4911>
■日経平均は反発、後場は為替動向やトヨタ自決算に注目
日経平均は反発。112.92円高の20957.37円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えている。
5日の米株式市場でNYダウは172ドル高と3日続伸し、約2カ月ぶりの高値を付けた。主要企業の決算がおおむね堅調で投資家心理が改善。主要ハイテク株が引き続き買われ、ナスダック総合指数も続伸した。本日の日経平均は米株高を好感して84円高からスタートすると、トランプ米大統領による一般教書演説を控え伸び悩む場面も見られた。しかし前引けにかけて強含み、一時20971.66円(127.21円高)まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強となっている。
個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>などがしっかり。武田薬<4502>は3%高となった。資生堂<4911>は米化粧品エスティローダーの好決算を受けて6%超の上昇。決算発表銘柄ではSUMCO<3436>が売り買い交錯しつつも3%近い上昇で前場を折り返し、ヤマハ<7951>は自社株買いも好感されて12%高と急伸した。また、ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンク<9434>は決算を好感した買いが先行したものの、前引けでは結局2%超の下落となった。ソニー<6758>も2%超下落し、ファーストリテ<9983>は小安い。任天堂<7974>は5%超安、ZOZO<3092>は6%超安と下げが目立った。また、業績下方修正のセガサミーHD<6460>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、鉄鋼、化学などが上昇率上位。反面、その他製品、電気・ガス業、パルプ・紙など5業種が下落した。
NYダウが3日続伸するなど米国株の堅調推移で海外投資家からの資金流入などが期待され、本日の日経平均はここまで節目の21000円にこそ届かないもののしっかりした動きを見せている。ただ、トランプ氏の一般教書演説を受けて一時ドルが売られるなど為替市場に動きがある。トランプ氏はインフラ投資や移民規制の強化を掲げ、通商政策では貿易赤字の縮小に向けて相手国への攻勢を続ける姿勢を示すとみられている。後場も為替相場の動向を注視する必要がありそうだ。
また、後場の取引時間中に発表されるトヨタ自の2018年4-12月期決算も注目されるだろう。輸出企業を中心に業績下方修正が相次ぐなか、同社の動向は市場への影響が大きいことから市場関係者の関心が集まる。前年同期の営業利益が1兆7701億円だったのに対し、今回の市場予想のコンセンサスは1兆9000億円あまり。会社側の通期予想は前期比ほぼ横ばいの2兆4000億円、市場コンセンサスは2兆5000億円あまりなどとなっている。市場の懸念を払拭するような決算内容となるか見極めたい。
■ドル・円は弱含み、豪ドル急落の影響も
6日午前の東京市場でドル・円は弱含み。日本株高を背景とした円売りで110円付近でもみ合っていたが、豪ドルの急落を受け109円60銭台に値を下げた。
ドル・円は、109円後半で寄り付いた後、日経平均株価や時間外取引の米株式先物の堅調地合いを背景に円売りが先行し、一時110円を回復。その後は節目付近の売りに押され、110円を挟んでもみ合う展開が続いた。
ただ、ロウ豪準備銀総裁による利下げを示唆する発言で豪ドルが急落し、ドル・円は一時109円60銭台まで値を下げた。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で日本株高継続を見込んだ円売りに振れやすいが、ドルの戻りは鈍い。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円63銭から110円45銭、ユーロ・円は125円04銭から125円45銭、ユーロ・ドルは1.1396ドルから1.1410ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・シベール<2228>や秋川牧園<1380>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは、ヤマハ<7951>、資生堂<4911>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・ロウ豪準備銀総裁
「労働市場の進展を注意深く監視する」
「政策金利を近く変更する強い根拠は見当たらない」
「次は利上げも利下げもありうる」
「失業率の上昇やインフレの停滞が続けば、利下げが適切」
<国内>
特になし
<海外>
・トランプ米大統領が一般教書演説
・16:00 独・12月製造業受注(前月比予想:+0.3%、11月:-1.0%)
<HH>
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