ETF売買動向＝8日大引け、全銘柄の合計売買代金1860億円

　8日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.2％増の1860億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同17.9％増の1544億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　高配当日本株 <1494> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> 、ダイワ日経４００レバレッジインデックス <1464> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <1577> 、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> など25銘柄が新高値。純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> など16銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が5.05％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が4.59％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.15％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が3.27％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.91％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.56％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.70％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は3.69％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　レバレッジ <2237> は3.56％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が135円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金713億5300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均769億3200万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が250億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が135億1900万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が99億7800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が86億1900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が73億8600万円の売買代金となった。

株探ニュース