「強気形状に変化なし」
本日の日経平均は49.60円安の14355.07円で取引を終了した。朝方は米株高を受けて買い先行となったものの、米FOMCを控えて警戒感の強い状況。NTTドコモ(9437)、ソフトバンク(9984)、KDDI(9433)など通信各社が、新型iPhoneの販売戦略が不透明との理由で総じて軟調推移。全体相場の足を引っ張った。その一方でアドバンテスト(6857)などの半導体関連株は軒並み上昇。半導体市況の改善が評価された。日経平均の日足チャートでは弱気のかぶせ足が出現。先週末に下方の窓を下ひげで埋めた割には「弱い動き」になっている。