日経平均は280円安でスタート、レーザーテックや川崎船などが下落

配信元:フィスコ
投稿:2023/12/07 09:43
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33165.72;-280.18TOPIX;2369.61;-17.59

[寄り付き概況]

 7日の日経平均は280.18円安の33165.72円と反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は下落。ダウ平均は70.13ドル安の36054.43ドル、ナスダックは83.20ポイント安の14146.71で取引を終了した。民間部門の雇用者数の伸びが予想を下回り労働市場のひっ迫緩和で連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測が一段と強まり安心感から買われ、寄り付き後、上昇。その後、景気減速への警戒感に加えて、週後半に発表予定の雇用統計への警戒感などで買いが続かず失速した。終盤にかけて年初来最高値付近での高値警戒感などに利食い売りが優勢となり、相場は下落に転じ終了した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は米国で雇用・労働関連の経済指標発表が相次いでいるが、明日は11月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。さらに、昨日の日経平均が600円を超す大幅高となったことから、短期的な戻り売りも出やすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが市場の安心感となった。また、日経平均は一昨日5日までの3日続落で700円を超す下げとなったが、25日移動平均線近辺で反発し、昨日は5日線を上回ってほぼ高値引けとなったことから、相場の基調は強いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月26日-12月2日に国内株を10週ぶりに売り越した。売越額は3583億円だった。

 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、倉庫運輸関連、繊維製品などが値下がり率上位、空運業、電気・ガス業、その他製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>ルネサス<6723>、INPEX<1605>東エレク<8035>、川崎船<9107>レーザーテック<6920>ディスコ<6146>、三菱重<
7011>、デンソー<6902>ダイキン<6367>日本製鉄<5401>、ソフトバンクG<9984>信越化<4063>、三井住友<8316>、リクルートHD<6098>などが下落。他方、さくら
<3778>、ANA<9202>、東電力HD<9501>、日清食HD<2897>、SOMPO<8630>任天堂<7974>などが上昇している。 <CS>
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