後場の日経平均は177円高でスタート、野村HDやアドバンテストなどが高い

配信元:フィスコ
投稿:2023/06/15 13:04
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33679.45;+177.03TOPIX;2307.32;+12.79


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比177.03円高の33679.45円と、前引け(33615.57円)から上げ幅を拡大しててスタート。ランチタイム中の日経225先物は33530円-33750円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=140.90-141.00円と午前9時頃から1円ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅高水準で推移し0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後にやや伸び悩み0.6%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。前場の取引開始後に円相場が円安・ドル高方向に振れたことが、輸出株などの株価支援要因となっているもよう。また、前場に日経平均が下落した場面で、すかさず買いが入り上昇に転じる動きとなったことから、相場の下値の堅さを指摘する向きもある。一方、東京市場は高値警戒感が強く、日経平均は後場に入り33700円台に乗せたが、上値では利益確定売りも出やすいようだ。

 セクターでは、証券商品先物、海運業、その他金融業が上昇率上位となっている一方、医薬品、電気・ガス業、陸運業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>野村<8604>アドバンテスト<6857>ディスコ<6146>クボタ<6326>ルネサス<6723>、スクリーンHD<7735>商船三井<9104>、川崎船<9107>東エレク<8035>が高い。一方、エーザイ<4523>楽天グループ<4755>第一三共<4568>、ANYCOLOR<5032>、パナHD<6752>、ファーストリテ<9983>ホンダ<7267>、みずほ<8411>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>が下落している。

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