後場の日経平均は318円高でスタート、ディスコや東エレクなどが高い

配信元:フィスコ
投稿:2023/02/24 12:56
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27422.88;+318.56TOPIX;1987.97;+12.72


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比318.56円高の27422.88円と、前引け(27398.78円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は27360円-27420円のレンジでやや強含み。ドル・円は1ドル=134.60-70円と午前9時頃とほぼ水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値近辺で始まった後は売り優勢で0.7%程度下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ幅を拡大し1.2%ほど下落している。後場の日経平均は前引けに比べやや買いが先行して始まった。きょう午前に行われた次期日銀総裁候補の植田氏の所信聴取を受け、当面、金融緩和路線が続くとの見方が広がり、後場も引き続き市場の安心感となっているもよう。一方、今晩発表される1月の米個人消費支出(PCE)コアデフレータへの警戒感は継続しており、上値追いには慎重のようだ。

 セクターでは、海運業、電気機器、不動産業が上昇率上位となっている一方、医薬品、銀行業、鉄鋼が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>アドバンテスト<6857>東エレク<8035>、SMC<6273>、日本郵船
<9101>商船三井<9104>川崎汽船<9107>レーザーテック<6920>ルネサス<6723>三井不<8801>が高い。一方、第一三共<4568>、武田薬<4502>、三井住友<8316>メルカリ<4385>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>日本製鉄<5401>アサヒ<2502>、りそなHD<8308>三菱商事<8058>が下落している。

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