日経平均は3日ぶり大幅反発、連日の急落に伴う値ごろ感から買い戻し

配信元:フィスコ
投稿:2022/06/21 16:11
日経平均は3日ぶり大幅反発。前日の米株式市場は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の振替休日で休場。一方、欧州市場ではイギリスFTSE100やドイツDAXなどが上昇し全般堅調。前日の欧州株高を受けて日経平均は299.70円高と26000円を回復してスタート。1ドル=135円台に再び乗せた為替の円安進行に加えて、時間外取引の米株価指数先物が全般大きく上昇しているなか、連日の急落に伴う値ごろ感からの買い戻しが続いた。香港ハンセン指数の大幅高が更なる支援要因となるなか、午後も買い戻しが続き、取引終盤には26418.84円(647.62円高)まで上昇する場面もあったが、引けにかけてはやや失速した。

 大引けの日経平均は前日比475.09円高の26246.31円となった。東証プライム市場の売買高は11億1340万株、売買代金は2兆6190億円だった。セクターでは鉱業、空運、不動産を筆頭に東証33業種すべてが上昇となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の94%、対して値下がり銘柄は5%となった。

 個別では、東エレク<8035>やソフトバンクG<9984>ソニーG<6758>のハイテク株のほか、三菱重工<7011>やINPEX<1605>郵船<9101>クボタ<6326>などの市況関連株に買い戻しが入った。三菱UFJ<8306>や東京海上HD<8766>の金融株も大幅高。エムスリー<2413>、サイバーAG<4751>、SHIFT<3697>といったグロ−ス(成長)株も全般大きく上昇。ダイフク<6383>はレーティング格上げが寄与。

 東証プライム市場値上がり率上位には、洋上風力発電に関する一部での特集記事が材料視され、レノバ<9519>イーレックス<9517>など再生可能エネルギー関連がランクイン。ほか、SREHD<2980>インソース<6200>ギフティ<4449>などの中小型グロース株も散見され、個人投資家人気の高いダブル・スコープ<6619>もランクイン。三井松島HD<1518>はドイツ政府の石炭火力発電への回帰が手掛かりとされたようだ。一方、KDDI<9433>山パン<2212>しまむら<8227>などのディフェンシブ系が軟調だった。

<YN>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
4,900.0
(14:14)
-160.0
(-3.16%)
2,403.5
(14:16)
-36.5
(-1.49%)
3,467.0
(14:16)
-50.0
(-1.42%)
1,587.0
(14:16)
+6.0
(+0.37%)
3,905.0
(14:16)
-50.0
(-1.26%)
17,145.0
(14:16)
-1,425.0
(-7.67%)
1,061.0
(14:16)
-44.0
(-3.98%)
1,007.5
(14:16)
+1.0
(+0.09%)
975.0
(14:16)
-37.0
(-3.65%)
6326
2,285.5
(14:16)
-70.5
(-2.99%)
2,952.0
(14:16)
-126.0
(-4.09%)
479.0
(14:16)
-14.0
(-2.83%)
12,785.0
(14:16)
-95.0
(-0.73%)
1,308.5
(14:16)
-19.0
(-1.43%)
36,020.0
(14:16)
-610.0
(-1.66%)
7,542.0
(14:15)
-186.0
(-2.40%)
1,552.5
(14:16)
+0.5
(+0.03%)
5,176.0
(14:16)
+93.0
(+1.82%)
4,875.0
(14:16)
-120.0
(-2.40%)
4,340.0
(14:16)
-7.0
(-0.16%)
744.0
(14:15)
+17.0
(+2.33%)
9519
1,076.0
(14:16)
-17.0
(-1.55%)
8,354.0
(14:16)
+178.0
(+2.17%)