日経平均は106円高でスタート、日本郵船やSMCなどが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2021/08/12 09:28
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28177.20;+106.69TOPIX;1962.84;+8.76


[寄り付き概況]

 12日の日経平均は106.69円高の28177.20円と5日続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は220.30ドル高の35484.97ドル、ナスダックは22.95ポイント安の14765.14で取引を終了した。7月消費者物価指数(CPI)の伸びが一段落しインフレ高進への脅威が後退。金融引き締めを急ぐ必要性が示されなかったため、寄り付き後、上昇した。インフラ投資が回復を強めるとの期待も根強く、ダウは終日堅調に推移。連日、史上最高値を更新し、引けた。一方、ナスダックは下落した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で、ダウ平均とS&P500が連日で過去最高値を更新した流れを引き継いだ。また、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好決算銘柄への物色意欲が株価支援要因となった。一方、新型コロナの感染拡大に歯止めがかからず、経済活動の正常化が遅れるとの懸念が株価の重しとなった。また、昨日までの2日間、日経平均が28100円近辺で戻り売りに押される展開となったことから上値の重さが意識されたことに加え、日経平均が昨日までの4日続伸で500円近く上昇したことから短期的な利益確定売りも出やすかったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の国内企業物価指数は、前年同月比5.6%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同5.0%上昇だった。

 セクター別では、海運業、鉱業、石油石炭製品、空運業、機械などが値上がり率上位、金属製品、ゴム製品、鉄鋼、電気機器が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、日本郵船<9101>商船三井<9104>SMC<6273>日立<6501>第一三共<4568>、塩野義薬<4507>電通グループ<4324>日産自<7201>、キリンHD<2503>、JAL
<9201>ネクソン<3659>IHI<7013>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>東エレク<8035>アドバンテスト<6857>SUMCO<3436>、ソニーG<6758>楽天グループ<4755>日本製鉄<5401>、日本電産<6594>などが下落している。

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配信元: フィスコ

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