後場の日経平均は170円高でスタート、日本郵船や任天堂が高い

配信元:フィスコ
投稿:2021/08/11 13:06
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28058.17;+170.02TOPIX;1954.81;+18.53


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比170.02円高の28058.17円と午前の終値より若干上げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=110円60銭台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、為替が円安方向に進行となり、米国市場でダウが上昇した流れを受けて、続伸となった。後場の日経平均は、午前の終値より若干上げ幅を縮小してスタートした。指数に寄与度の高い東京エレクトロン<8035>やソフトバンクG<9984>が午前の終値より下げ幅を拡大していることが相場の重しとなっているもようだ。全般的には、米上院で1兆ドルのインフラ法案が可決となり、東京市場では、景気敏感株を中心に上昇となっている。しかし、米ナスダックで半導体関連株が下落した流れを受けて、東京市場では、半導体関連株が値を下げ相場の上値を抑えているもようだ。

 セクター別では、ゴム製品、海運業、鉄鋼、銀行業などが上昇率上位となっており、一方、サービス業、精密機器、情報・通信業が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、日本郵船<9101>任天堂<7974>三菱UFJ<8306>塩野義製薬<4507>ブリヂストン<5108>が高い、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG、東京エレクトロン、SUMCO<3436>アドバンテスト<6857>が安い。
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