ETF売買動向＝27日前引け、ＭＸ高利Ｊリ、ＵＢＳスイスが新高値

　27日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.9％減の1050億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同20.8％減の880億円だった。

　個別ではＡＢＦ汎アジア債券インデックス・ファンド <1349> 、ＵＢＳ　スイス株 <1391> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> は3.35％安と大幅に下落。

　日経平均株価が193円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金442億4000万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均743億900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が108億5500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が80億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が79億7500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が51億6400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が48億6900万円の売買代金となった。

株探ニュース