後場の日経平均は53円高でスタート、任天堂や三菱UFJなどが高い

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22803.76;+53.52TOPIX;1600.29;+14.33

[後場寄り付き概況]

　後場の日経平均は前日比53.52円高の22803.76円と前引けより若干上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばい。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル＝106円70銭近辺と朝方より若干円安で推移。午前の日経平均は、米国市場が軟調に推移したことを受けて小反落してスタートした。寄り付き後は上げ幅を拡大する場面があったものの、米国市場でハイテク株が売られた流れを受け、東京市場も、ハイテク、半導体関連銘柄の一角が売られ、一時マイナスに転じる場面があった。しかし、その後はプラスに戻すなど方向感が無い値動きとなっている。個別では、ソフトバンクG<9984>やエーザイ<4523>など指数に寄与度の高い銘柄が大幅下落し日経平均を押し下げている。後場寄りは、前引けより若干上げ幅を拡大してスタートし、その後は上げ幅を拡大して、本日の高値手前でもみ合いとなっている。

　セクター別では、鉄鋼、空運業、電気・ガス業、ゴム製品などが上昇率上位となっており、一方、非鉄金属、医薬品が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、トヨタ<7203>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、資生堂<4911>、ファーストリテ
<9983>が高く、そのほか、ソフトバンクG、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、楽天<4755>、エーザイが安い。

＜HH＞