日経平均は4円高でスタート、ファナックや日産自が上昇

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;23787.70;+4.83TOPIX;1721.59;+0.17

[寄り付き概況]

　26日の日経平均は前日比4.83円高の23787.70円と小幅反発で取引を開始した。25日の米国市場はクリスマスで休場。円相場は1ドル109円40銭付近で推移している。権利付きの最終日ということも買い材料となり、本日の日経平均は小幅反発スタートとなった。その後は上げ幅を急拡大する展開となっている。本日も欧米市場の休場の影響が残るために商いは膨らみにくい状況ではあるものの、市場ではクリスマス明け後の海外勢の資金流入への期待や節税対策に伴う動きも一巡との見方もある。

　業種別では、不動産業を除き、海運業、鉱業、精密機器、ゴム製品、ガラス・土石製品、輸送用機器などを筆頭にほぼ全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、ファナック<6954>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>、日本郵政<6178>、日産自<7201>、SUBARU<7270>などがプラスで推移。一方、小糸製作所<7276>、楽天<4755>、ポーラオルＨＤ<4927>、レーザーテック<6920>などがさえない動きとなっている。
＜FA＞