東京株式(前引け)=続伸、米株高受け上値追い続くも売買代金は低調

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/09 11:48
東京株式(前引け)=続伸、米株高受け上値追い続くも売買代金は低調  9日前引けの日経平均株価は前週末比107円19銭高の2万3461円59銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億3286万株、売買代金概算は8425億5000万円。値上がり銘柄数は1368、対して値下がり銘柄数は689、変わらずは98銘柄だった。

 きょう前場の東京市場では日経平均が続伸し一時フシ目の2万3500円台を上回る場面があった。前週末の米国株市場では、11月の雇用統計が市場コンセンサスを大きく上回り、NYダウが急伸しており、これを受けて東京市場でもリスクを取る動きが優勢となった。ただ、12月15日の対中制裁関税引き上げの期日が迫るなか、やや買いに慎重な動きもみられ、外国為替市場ではリスクオンの円安が進まなかったこともあって、その後は伸び悩む展開に。売買代金は8000億円台と低調。

 個別では任天堂<7974.T>が売買代金トップで1000円を超える上昇をみせたほか、ソニー<6758.T>も堅調。ファーストリテイリング<9983.T>も買い優勢。日立製作所<6501.T>が強く、花王<4452.T>も高い。鳥貴族<3193.T>が急騰、オオバ<9765.T>も値を飛ばした。半面、太陽誘電<6976.T>が軟調、アドバンテスト<6857.T>も冴えない。第一三共<4568.T>が売られ、オリエンタルランド<4661.T>も軟調。ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657.T>が大幅安、ここ物色人気が続いていたサインポスト<3996.T>も利食われた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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