東京株式(大引け)=187円高、米株3日続伸受けリバウンド狙いの買い優勢に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/05/17 15:51
東京株式(大引け)=187円高、米株3日続伸受けリバウンド狙いの買い優勢に  17日の東京株式市場は朝方から買い優勢で日経平均は一時300円を超える上昇をみせた。後場は伸び悩んだものの全体の8割の銘柄が上昇した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比187円11銭高の2万1250円09銭と反発。東証1部の売買高概算は13億4952万株、売買代金概算は2兆4294億3000万円。値上がり銘柄数は1705、対して値下がり銘柄数は377、変わらずは58銘柄だった。

 きょうの東京市場は広範囲に買い戻された。日経平均は5月相場に入ってから前日まで約1200円下げており、リバウンド狙いの買いが流入した。前日の米株市場でNYダウ、ナスダック総合指数など主要株価指数が3日続伸し、外国為替市場でも円安に振れたことなどを受け日経平均は買い先行で始まり、前引けは2万1400円近辺まで水準を切り上げた。海外ヘッジファンドなど短期筋の先物を絡めた買い戻しも株高を後押しした。ただ、後場は上値が重くなった。週末要因で買いポジションを高めにくく、為替が再び円高方向に押し戻されたことや、中国・上海株や香港株などアジア株市場が総じて軟調な動きとなったことで、戻り売り圧力が強まった。もっとも個別株の物色意欲は旺盛で値上がり銘柄数は1700を超え、東証1部全体の8割を占めている。

 個別では、ソニー<6758.T>が売買代金トップで急伸、任天堂<7974.T>も高い。キヤノン<7751.T>キーエンス<6861.T>も上昇した。リクルートホールディングス<6098.T>NTT<9432.T>も買いが優勢だった。キャリアインデックス<6538.T>がストップ高に買われ、Orchestra Holdings<6533.T>も値を飛ばした。東邦チタニウム<5727.T>が大幅高、リゾートトラスト<4681.T>も活況高となった。ブレインパッド<3655.T>の上値追いも続いている。

 半面、ZOZO<3092.T>が大幅下落、TDK<6762.T>太陽誘電<6976.T>の下げも目立つ。安川電機<6506.T>が売りに押され、アドバンテスト<6857.T>も軟調。すてきナイスグループ<8089.T>がストップ安、チェンジ<3962.T>山一電機<6941.T>も大きく値を下げた。CKD<6407.T>ルネサスエレクトロニクス<6723.T>アウトソーシング<2427.T>なども安い。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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