マザーズ指数は大幅反落、個人投資家による投げ売り強まる、IPOKudanの初値は約3.8倍

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/20 18:04
 本日のマザーズ指数は大幅反落となった。前日の米国市場でFOMC(連邦公開市場委員会)
後の市場反応が悪かったことや連日でソフトバンク<9434>大型IPOが軟調な出足となったことを受け、本日のマザーズ市場は朝方から売りが先行した。その後も、寄り付きから下げ幅を拡大した中国株の動向を受け、個人投資家心理が一段と悪化するなか、追加証拠金の差し入れに絡んだ投げ売りも相まって、10月29日につけた終値ベースでの年初来安値目前まで下落する格好になった。なお、売買代金は概算で1103.30億円。騰落数は、値上がり14銘柄、値下がり250銘柄、変わらず2銘柄となった。
 値下がり率上位では、エルテス<3967>がストップ安水準まで売り込まれたほか、リアルワールド<3691>やフリークアウトHD<6094>も急落。売買代金上位では、サンバイオ<4592>
やそーせい<4565>といった指数インパクトの大きいバイオ関連が売り込まれたほか、UUUM<
3990>、エニグモ<3665>、ミクシィ<2121>がさえない。一方で、TDSE<7046>、ALBERT<3906>メルカリ<4385>はプラス圏で引けた。
 本日マザーズ市場に上場したAmidAホールディングス<7671>やAmazia<4424>の初値はそれぞれ公開価格比で6.3%高、33.0%高となったほか、上場2日目のKudan<4425>の初値は公開価格の約3.8倍となる14000円となった。
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配信元: フィスコ

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