日経平均は大幅反落、米株安や米中摩擦への懸念で300円超安

配信元:フィスコ
投稿:2018/11/05 15:41
日経平均は大幅反落。2日の米国市場では10月雇用統計を受けた長期金利の上昇やアップルの決算が嫌気され、NYダウは109ドル安と4日ぶりに反落。また、米政府高官が米中の貿易合意に慎重な見通しを示したこともあり、週明けの日経平均は241円安からスタートした。前場には21865.98円(前週末比377.68円安)まで下落する場面があったが、6日に米中間選挙を控え全般に模様眺めムードが強く、安値もみ合いが続いた。後場に入るとアジア株安が重しとなる一方、日銀による上場投資信託
(ETF)買い入れ観測が下値を支えた。

大引けの日経平均は前週末比344.67円安の21898.99円となった。東証1部の売買高は14億8991万株、売買代金は2兆6280億円だった。業種別では、石油・石炭製品、その他製品、卸売業が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、空運業と建設業の2業種のみ上昇した。

個別では、ファーストリテ<9983>が4%超下落し、1銘柄で日経平均を約107円押し下げた。10月の国内「ユニクロ」既存店売上が振るわなかった。業績観測が報じられたSUBARU<7270>は5%安となった。その他売買代金上位では任天堂<7974>、ソニー<6758>三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>ファナック<6954>などが軟調。
検査不正対象製品の広がりが嫌気された日立化成<4217>は7%安。また、決算発表のあらた<2733>や業績下方修正のアシックス<7936>が東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>KDDI<9433>東エレク<8035>、コマツ
<6301>などは小じっかり。楽天<4755>は5%超高と大幅に6日続伸した。決算発表銘柄ではサッポロHD<2501>などの上げが目立ち、上期の増益確保が好感されたアカツキ<3932>は一時ストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなった。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
5,615.0
(09:07)
+15.0
(+0.26%)
2733
3,520.0
(09:07)
+70.0
(+2.02%)
2,576.0
(09:07)
+30.0
(+1.17%)
4,625.0
(06/18)
+5.0
(+0.10%)
892.5
(09:07)
+4.7
(+0.52%)
6301
4,899.0
(09:07)
-17.0
(-0.34%)
13,950.0
(09:07)
+40.0
(+0.28%)
4,419.0
(09:07)
+22.0
(+0.50%)
3,254.0
(09:07)
-31.0
(-0.94%)
3,488.0
(09:07)
+13.0
(+0.37%)
2,577.0
(09:07)
+55.5
(+2.20%)
7974
8,724.0
(09:07)
-67.0
(-0.76%)
36,880.0
(09:07)
+840.0
(+2.33%)
1,774.0
(09:07)
-17.5
(-0.97%)
4,391.0
(09:07)
-35.0
(-0.79%)
42,490.0
(09:07)
+240.0
(+0.56%)
11,445.0
(09:07)
+175.0
(+1.55%)