ETF売買動向＝13日大引け、全銘柄の合計売買代金2725億円

　13日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比37.9％増の2725億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同37.6％増の2565億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　総合上場投資信託 <1684> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新高値。ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> 、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> 、ＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> 、上場インデックスファンド海外債券毎月分配型 <1677> など27銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> が6.36％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.23％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.46％高と大幅な上昇。

　一方、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は6.25％安、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> は5.06％安、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は4.95％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.64％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.50％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が440円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1744億6000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金932億5300万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が335億8800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が197億1600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が91億5700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が34億2000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が27億6400万円の売買代金となった。

株探ニュース