東京株式(大引け)=197円高、米株大幅高や円安追い風に4日続伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/06/07 15:43
東京株式(大引け)=197円高、米株大幅高や円安追い風に4日続伸  7日の東京株式市場は前日の米株高を引き継ぎ終始買い優勢の展開で、上値追い基調を強めた。日経平均は引け際に230円強上昇する場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比197円53銭高の2万2823円26銭と4日続伸。東証1部の売買高概算は14億3415万株、売買代金概算は2兆5451億1000万円。値上がり銘柄数は1555、対して値下がり銘柄数は462、変わらずは67銘柄だった。

 前日の米株市場でNYダウが346ドル高と急反発、ナスダック指数も連日の最高値更新となったことなどを受け、きょうの東京市場ではリスク選好ムードが強まった。投資余力の高まった外国人投資家などの買いが主力株中心に広範囲に流入し、値上がり銘柄数は1500を超えた。欧州の量的緩和政策が年内に終了するとの思惑から外国為替市場ではユーロ高が進行、対ユーロ、対ドルとも円安水準で推移していることで輸出株にも追い風が意識された。メジャーSQ算出を明日に控え思惑も交錯、ロールオーバーが順調に進捗しているとの観測が買い安心感を誘った。業種別には証券や化学株が値上がり上位で、精密機器や鉱業、水産株などが軟調だった。

 個別では、任天堂<7974.T>が高く、資生堂<4911.T>も大幅高。トヨタ自動車<7203.T>コマツ<6301.T>が買いを集め、パナソニック<6752.T>なども値を上げた。日本通信<9424.T>がストップ高に買われたほか、くらコーポレーション<2695.T>も急伸。ラサ工業<4022.T>日本カーボン<5302.T>なども値を飛ばした。スクロール<8005.T>、スタートトゥデイ<3092.T>アイスタイル<3660.T>も物色人気となった。

 半面、SOMPOホールディングス<8630.T>が値を下げ、アステラス製薬<4503.T>も冴えない。アジュバンコスメジャパン<4929.T>が急反落、ウエルシアホールディングス<3141.T>も売られた。マルハニチロ<1333.T>、オプトホールディング<2389.T>も安い。オリンパス<7733.T>が下落、ケーズホールディングス<8282.T>マクロミル<3978.T>も値を下げた。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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