日経平均は3日ぶり大幅反落、米株再度の急落でリスク回避ムード

配信元:フィスコ
投稿:2018/02/09 15:38
日経平均は3日ぶり大幅反落。8日の米国市場ではNYダウが1032ドル安となり、今月5日に次ぐ過去2番目の下げ幅を記録した。米政府機関の閉鎖や長期金利の上昇に対する懸念が強まり、投資家の先行き不透明感を示すVIX指数が再び高止まりした。本日の東京市場でもリスク回避の売りが先行し、日経平均は383円安からスタートすると下げ幅を大きく広げた。前引けにかけて21119.01円(前日比771.85円安)まで下落する場面があったが、その後は3連休を前に安値圏でのもみ合いが続いた。

大引けの日経平均は前日比508.24円安の21382.62円となった。およそ4カ月ぶりの安値水準となる。東証1部の売買高は21億3748万株、売買代金は4兆0017億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉱業、石油・石炭製品、パルプ・紙、機械、保険業が下落率上位だった。一方、精密機器は比較的小幅な下げにとどまった。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>ファナック<6954>、決算がネガティブ視された日産自<7201>などは3%超下げた。米国市場の流れからSUMCO<3436>信越化<4063>といった半導体関連株が大きく売られ、コマツ
<6301>なども下げ目立つ。その他売買代金上位も任天堂<7974>三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、など全般軟調。西武HD<9024>やDeNA<2432>は決算を受けて急落した。また、オプトHD<2389>、ノーリツ鋼機
<7744>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではソフトバンクG<9984>SUBARU<7270>が逆行高。決算が評価された資生堂<4911>は4%超上昇し、ネクソン<3659>は商いを伴って急伸した。バンナムHD<7832>は後場上げ幅を急拡大。また、日本化<4092>ヨータイ<5357>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,486.0
(03/14)
-6.0
(-0.40%)
3,368.0
(03/14)
+41.0
(+1.23%)
1,191.0
(03/14)
+44.5
(+3.88%)
1,995.5
(03/14)
-5.5
(-0.27%)
4,420.0
(03/14)
-22.0
(-0.49%)
2,318.0
(03/14)
0.0
(---)
4911
2,840.0
(03/14)
+160.0
(+5.97%)
1,716.0
(03/14)
+9.0
(+0.52%)
6301
4,450.0
(03/14)
+86.0
(+1.97%)
3,518.0
(03/14)
+29.0
(+0.83%)
4,323.0
(03/14)
+83.0
(+1.95%)
431.8
(03/14)
+7.3
(+1.71%)
2,746.5
(03/14)
+27.5
(+1.01%)
2,810.5
(03/14)
+44.5
(+1.60%)
4,685.0
(03/14)
+35.0
(+0.75%)
4,980.0
(03/14)
-36.0
(-0.71%)
7974
10,265.0
(03/14)
+85.0
(+0.83%)
2,000.5
(03/14)
+43.5
(+2.22%)
3,676.0
(03/14)
+140.0
(+3.95%)
45,660.0
(03/14)
-10.0
(-0.02%)
7,836.0
(03/14)
+80.0
(+1.03%)