東京株式(前引け)=反発、円安好感で買い優勢も後半伸び悩む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/29 11:50
 29日前引けの日経平均株価は前営業日比122円66銭高の2万1153円97銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億8728万株、売買代金概算は1兆1252億2000万円。値上がり銘柄数は1175、対して値下がり銘柄数は810、変わらずは93銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝鮮半島情勢の緊張緩和を背景として外国為替市場でドル高・円安が進んだことで買いが優勢となった。外国人投資家の買い戻しや、個人投資家の買いが全体相場に寄与した。ただ、朝方に買いが一巡した後は日経平均の上値も重く、前場後半は伸び悩んだ。業種別にはサービスや食料品、金融など内需系の銘柄に買いが集まっており、売買代金上位の主力株は安いものが目立つ。

 個別ではファーストリテイリング<9983.T>が高く、リクルートホールディングス<6098.T>も上昇した。花王<4452.T>も物色人気。ヤーマン<6630.T>が値上がり率トップに買われ、メンバーズ<2130.T>も大幅高。オプトホールディング<2389.T>クリーク・アンド・リバー社<4763.T>も値を飛ばした。半面、武田薬品工業<4502.T>が急落、パナソニック<6752.T>も大きく下げた。東京エレクトロン<8035.T>、ソニー<6758.T>なども軟調。昭和電工<4004.T>日本通運<9062.T>なども値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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