東京株式(大引け)=111円安、米政局不安など背景に売り優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/04 15:45
 週明け4日の東京株式市場は朝方こそ日経平均がプラスで始まったものの、その後はすぐにマイナス圏に沈む展開となり、後場に入ると下げ幅が拡大した。

 大引けの日経平均株価は前週末比111円87銭安の2万2707円16銭と4日ぶり反落。東証1部の売買高概算は13億9443万株、売買代金概算は2兆4096億2000万円。値上がり銘柄数は645、対して値下がり銘柄数は1314、変わらずは82銘柄だった。

 前週末の米国株市場ではNYダウが一時350ドルも下げる波乱展開となり、終値は40ドル安まで戻したとはいえ、にわかにリスク回避ムードが高まりつつある。ロシアゲート問題に絡み米トランプ政権を巡る混乱が株式市場に影を落としている格好で、主力株中心に手掛けづらさが漂う。東京市場は寄り付き時点では、足もとの為替が円安傾向に振れたこともあり売り物を吸収しプラス圏で始まったが、その後は下値模索の展開に変わった。また、北朝鮮を巡る地政学リスクに対する警戒感も上値を押さえる要因となった。前場段階では値上がり銘柄数のほうが多かったが、後場は値下がり銘柄数が大幅増加して1300を超えた。売買代金は2兆4000億円と最近としては低調な水準となった。

 個別では、任天堂<7974.T>が軟調、キーエンス<6861.T>ファナック<6954.T>も下落した。ペッパーフードサービス<3053.T>が急落、ニッカトー<5367.T>アルテック<9972.T>なども大幅安。アカツキ<3932.T>が安く、オリンパス<7733.T>も売り込まれた。ネクソン<3659.T>が安く、ブロードリーフ<3673.T>第一工業製薬<4461.T>なども値を下げた。

 半面、ソニー<6758.T>がしっかり、ファーストリテイリング<9983.T>も買いが先行した。SBIホールディングス<8473.T>住友金属鉱山<5713.T>もしっかり。豊和工業<6203.T>が急騰、石川製作所<6208.T>は一時ストップ高となるなど防衛関連が値を飛ばし、日本エスコン<8892.T>も値幅制限いっぱいに上昇した。ジーンズメイト<7448.T>、ラクーン<3031.T>東海カーボン<5301.T>などが大幅高となったほか、ヨータイ<5357.T>ディア・ライフ<3245.T>も高い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
100000018
38,220.85
(11/18)
-422.06
(-1.09%)
7974
8,200.0
(11/18)
-59.0
(-0.71%)
65,080.0
(11/18)
-600.0
(-0.91%)
4,059.0
(11/18)
-77.0
(-1.86%)
182.0
(11/18)
-6.0
(-3.19%)
485.0
(11/18)
-1.0
(-0.20%)
217.0
(11/18)
+2.0
(+0.93%)
2,185.0
(11/18)
+2.0
(+0.09%)
2,487.0
(11/18)
-10.0
(-0.40%)
2,014.5
(11/18)
-25.0
(-1.22%)
627.0
(11/18)
-18.0
(-2.79%)
3,820.0
(11/18)
0.0
(---)
2,917.5
(11/18)
+28.0
(+0.96%)
49,460.0
(11/18)
-780.0
(-1.55%)
3,474.0
(11/18)
+34.0
(+0.98%)
3,785.0
(11/18)
+78.0
(+2.10%)
1,111.0
(11/18)
-25.0
(-2.20%)
1,485.0
(11/18)
-48.0
(-3.13%)
994.0
(11/18)
+1.0
(+0.10%)
243.0
(03/29)
-26.0
(-9.66%)
690.0
(11/18)
-3.0
(-0.43%)
927.0
(11/18)
+0.8
(+0.09%)
1,561.0
(11/18)
+1.0
(+0.06%)
1,013.0
(11/18)
+22.0
(+2.21%)