東京株式(大引け)=389円高、上昇加速でバブル崩壊後の高値を大幅更新

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/07 15:44
 7日の東京株式市場は朝方こそやや売りに押される展開で始まったものの、その後は漸次買いの勢いが増し、日経平均株価は前場後半から大引けにかけてほぼ一直線に上げ幅を拡大する展開となった。

 大引けの日経平均株価は前日比389円25銭高の2万2937円60銭と大幅高で4日続伸。東証1部の売買高概算は18億9665万株、売買代金概算は3兆5126億8000万円。値上がり銘柄数は1315、値下がり銘柄数は619、変わらずは99銘柄だった。

 きょうの東京市場は、円高含みに推移する為替相場を横目に目先のスピード警戒感からやや利益確定売り優勢でスタートしたが、それもつかの間、寄り後は買いに厚みが増し早々と日経平均はプラス圏に浮上。好調な企業業績を背景に海外投資家が主体とみられる大口の実需買いが主力株中心に広範囲に流入した。前引け段階で1996年6月につけたバブル崩壊後の高値である2万2666円を上回って着地したが、後場に入ってからは一段と買いが加速、日経平均は一時400円を超える上昇で2万3000円台まであと50円弱に迫る場面もあった。時価は92年1月以来、約25年10カ月ぶりの高値水準。売買代金も3兆5000億円強と高水準をキープ、10月27日以降は3兆円を上回る大商いが常態化している。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、ファーストリテイリング<9983.T>キーエンス<6861.T>も大きく買われた。SUMCO<3436.T>東京エレクトロン<8035.T>も高い。日本製鋼所<5631.T>が値を飛ばし、ヤマシンフィルタ<6240.T>日本トムソン<6480.T>千代田化工建設<6366.T>も大幅高。ラサ工業<4022.T>新電元工業<6844.T>が買いを集め、ケーヒン<7251.T>三浦工業<6005.T>も上昇した。東邦亜鉛<5707.T>も物色人気となった。

 半面、SUBARU<7270.T>が冴えず、ディスコ<6146.T>も軟調、古河電気工業<5801.T>も売りに押された。ジャストシステム<4686.T>が急落、オーバル<7727.T>豊和工業<6203.T>も大幅安となった。武蔵精密工業<7220.T>が安く、トーセ<4728.T>KLab<3656.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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