東京株式(大引け)=59円安、利益確定売り優勢で再び2万円割れ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/08 15:50
 8日の東京株式市場は、広範囲に利益確定売りが出て軟調な展開を強いられ、日経平均株価は大引けで2万円を下回った。

 大引けの日経平均株価は前日比59円88銭安の1万9996円01銭と反落。東証1部の売買高概算は16億5236万株、売買代金概算は2兆1292億2000万円。値上がり銘柄数は866、対して値下がり銘柄数は1023、変わらずは133銘柄だった。

 前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら10日続伸、ナスダック指数も高く、リスクオンの流れが継続したが、きょうの東京市場は朝方こそ若干買い優勢で始まったものの、この流れを引き継げなかった。外国為替市場ではFRB高官の利上げ牽制的な発言を受け円の先安観が後退、1ドル=110円60銭近辺の推移と円高に振れたことも重荷となった。夏季休暇に伴い海外投資家などの機関投資家の参戦が限られ、押し目買いの動きも限られた。水産株などが買われたものの、これまで牽引役となっていた建設株が総じて利食われ、全体指数を押し下げた。日経平均は後場終盤に下げ渋ったものの引け値で2万円大台を割り込んだ。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、東京海上ホールディングス<8766.T>も冴えない。日機装<6376.T>アイスタイル<3660.T>が急落したほか、東邦亜鉛<5707.T>も大幅安、パイオニア<6773.T>太陽誘電<6976.T>などの下げも目立つ。サントリー食品インターナショナル<2587.T>ヤマシンフィルタ<6240.T>なども安い。岩崎電気<6924.T>が下落、大林組<1802.T>も利益確定売りに値を下げた。

 半面、ルック<8029.T>が売買代金急増でストップ高に買われ、KLab<3656.T>も活況高となった。ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>も大幅上昇した。ソニー<6758.T>が堅調、IHI<7013.T>、新日鉄住金<5401.T>もしっかり。日本カーバイド工業<4064.T>ワコム<6727.T>が高く、日本製鋼所<5631.T>プレス工業<7246.T>も物色人気。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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