東京株式(大引け)=60円高、円高逆風のなか好業績銘柄中心に反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/01 15:55
 名実ともに月替わりとなった1日の東京株式市場は、やや売り先行で始まったものの、押し目買いが厚く、寄り後すぐに日経平均株価はプラス圏に切り返した。

 大引けの日経平均株価は前日比60円61銭高の1万9985円79銭と3日ぶり反発。東証1部の売買高概算は19億4453万株、売買代金概算は2兆6035億円。値上がり銘柄数は1112、対して値下がり銘柄数は813、変わらずは97銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場で原油市況高などを背景にリスクオンの流れが続く一方、ハイテク株比率の高いナスダック指数の下げや、為替市場で1ドル=110円近辺まで円高が進行したことなどで、外部環境面から向かい風が意識された。しかし、日経平均は寄り後すぐにプラス圏に浮上、上値も重かったが、その後は売り物をこなして徐々に下値を切り上げる展開に。後場引け間際に2万円大台を回復する場面もあった。円高にもかかわらず自動車株が買われ、米国市場での金融株高を引き継ぎメガバンクや保険株などに物色資金が回った。個別には4~6月期決算発表絡みで明暗を分けるものも目立った。値上がり銘柄数は1100を超え、売買代金も2兆6000億円台と厚かった。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が高く、武田薬品工業<4502.T>も上昇。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>オリックス<8591.T>なども買われた。保土谷化学工業<4112.T>、SHO-BI<7819.T>がストップ高に買われ、宇徳<9358.T>も一時値幅制限いっぱいまで上昇した。新光商事<8141.T>NSW<9739.T>も値を飛ばしている。ショーワ<7274.T>横河ブリッジホールディングス<5911.T>なども高い。

 半面、セイコーエプソン<6724.T>が売買代金トップとなるも株価は利益確定売りに安く、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調。東京エレクトロン<8035.T>日立製作所<6501.T>も下落した。協栄産業<6973.T>が続急落、gumi<3903.T>テクマトリックス<3762.T>なども大きく下げた。GMOインターネット<9449.T>キッツ<6498.T>なども大きく値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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