東京株式(大引け)=51円安、円高警戒ムードでリスク回避の売り継続

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/15 15:57
 15日の東京株式市場はリスク回避の売りに押される展開となった。日経平均株価は朝安後プラス圏に切り返す場面もあったが、買いが続かなかった。

 大引けの日経平均株価は前日比51円70銭安の1万9831円82銭と4日続落。東証1部の売買高概算は18億8192万株、売買代金概算は2兆4775億9000万円。値上がり銘柄数は817、対して値下がり銘柄数は1063、変わらずは139銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが最高値を更新したものの、ナスダック指数が軟調だったことや原油市況の急落、為替の円高警戒感などが買いを手控えさせた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、利上げや保有資産圧縮についての言及も含め、想定内で波乱要素はなかったが、今後利上げペースが鈍化するとの見方が浮上し、円の先高思惑につながり全体相場の重荷となった。後場は円高圧力が和らいだことで日経平均は徐々に戻り足をみせたが、海外の短期筋とみられる売りが観測されるなか、戻し切れなかった。ソフトバンクが続落歩調で指数に影響を与えた一方、任天堂の活況高が投資家心理の支えとなった。全体売買代金は2兆4800億円弱と今週に入ってからは最も膨らんだ。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>も大きく売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが軟調。東京エレクトロン<8035.T>ブリヂストン<5108.T>などが値を下げ、東京海上ホールディングス<8766.T>も売りに押された。エムアップ<3661.T>が続急落、トーセ<4728.T>大真空<6962.T>も大きく利食われた。ジーンズメイト<7448.T>も安い。

 半面、任天堂<7974.T>が断トツの商いをこなし大幅高、ソニー<6758.T>小野薬品工業<4528.T>も堅調。平田機工<6258.T>も買われた。Hamee<3134.T>が急騰、KLab<3656.T>も値を飛ばした。エンシュウ<6218.T>は続伸ながら、一時ストップ高に買われた後は大きく伸び悩んだ。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が上昇、パソナグループ<2168.T>、ラクーン<3031.T>も大きく値を上げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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