東京株式(大引け)=203円高、3月30日以来の1万9000円台回復

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/25 15:29
 25日の東京株式市場は、仏大統領選後の円安進行を追い風に株価指数先物主導で買い気の強い展開となった。日経平均株価は大幅続伸となり、終値ベースで3月30日以来、約1カ月ぶりに1万9000円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は、前日比203円45銭高の1万9079円33銭と続伸。東証1部の売買高概算は19億4868万株、売買代金概算は2兆3018億1800万円。値上がり銘柄数は1633、対して値下がり銘柄数は305、変わらずは78銘柄だった。

 きょうの東京株式市場は、前日の欧米株市場が全面高に買われたものの、北朝鮮問題に絡む地政学リスクを意識して朝方はやや売りに押される展開だった。しかし、その後は売り物を吸収し徐々に上値追い基調となった。前日の欧米株市場の好調地合いを引き継ぎ証券や保険、銀行など金融関連株が買われ全体地合いを支えた。外国為替市場でも前場取引開始前は有事の円買いの動きがみられたが、取引時間中は1ドル=110円台に入るなど円安方向に振れ、投資家の不安心理を後退させた。アジア株市場が総じて堅調に推移していることも味方に、後場後半に上げ幅が拡大し、日経平均株価は心理的フシ目の1万9000円台を終値で回復した。

 個別では、任天堂<7974.T>が売買代金断トツで上値追いを続けた。ソフトバンクグループ<9984.T>も上昇基調鮮明。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>野村ホールディングス<8604.T>、第一生命保険ホールディングス<8750.T>の金融株も買われ、トヨタ自動車<7203.T>コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>三井金属<5706.T>も物色人気を集めた。伯東<7433.T>が急伸、昭和電工<4004.T>安永<7271.T>ヤマトホールディングス<9064.T>も値を飛ばした。

 半面、NTTドコモ<9437.T>が軟調、LIXILグループ<5938.T>は大幅安。石川製作所<6208.T>が急落、レナウン<3606.T>池上通信機<6771.T>は利益確定売りに急反落した。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>も売りに押された。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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