東京株式(大引け)=14円高、配当権利落ち分を埋め小幅ながら続伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/29 15:56
 29日の東京株式市場は売り買い交錯ながら物色意欲は根強く、前日終値近辺で小浮動を繰り返した。結局日経平均株価は小幅プラス圏で着地した。

 大引けの日経平均株価は前日比14円61銭高の1万9217円48銭と小幅続伸。東証1部の売買高概算は17億5140万株、売買代金概算は2兆1595億7000万円。値上がり銘柄数は716、対して値下がり銘柄数は1158、変わらずは118銘柄だった。

 きょうの東京市場は、日経平均が小幅続伸し、130円程度とされる3月期末の配当権利落ち分を即日埋める格好となった。前日の米国株市場でNYダウが9日ぶりに反発に転じたことや外国為替市場でのドル安・円高が一服したことを受け、リスク回避姿勢が緩んだことが背景。日経平均は1万9200円を軸に狭いゾーンでの往来に終始した。値下がり銘柄数は1100を超え、値上がり銘柄数を大きく上回っている。石油や電力株が買われたほか、半導体関連株が物色された。一方で、保険やノンバンク、証券、銀行などの金融セクターに売り圧力が強い地合いだった。売買代金は活況の目安とされる2兆円を9日連続で上回っている。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、ソニー<6758.T>も買われた。ニトリホールディングス<9843.T>が商いを膨らませ大幅高となったほか、関西電力<9503.T>も急伸した。ウィルグループ<6089.T>が値を飛ばし、沢藤電機<6901.T>は6日連続で値幅制限いっぱいに買われている。リンクアンドモチベーション<2170.T>が物色人気となり、日本カーボン<5302.T>トクヤマ<4043.T>なども活況高となった。

 半面、トヨタ自動車<7203.T>が軟調、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>も売りに押された。大東建託<1878.T>が安く、武田薬品工業<4502.T>も値を下げた。明和地所<8869.T>が急落したほか、奥村組<1833.T>も大きく水準を切り下げた。このほか、ヤマダ電機<9831.T>が下落、JAL<9201.T>も下値を探る展開となった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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