東京株式(大引け)=199円高、イエレン発言受けた円安進行を追い風に反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/15 15:39
 15日の東京株式市場は終始買い優勢の展開。日経平均株価は一時1万9500円目前まで買われたが、その後はやや伸び悩んだ。

 大引けの日経平均株価は前日比199円00銭高の1万9437円98銭と反発。東証1部の売買高概算は21億459万株、売買代金概算は2兆2945億4000万円。値上がり銘柄数は1385、対して値下がり銘柄数は500、変わらずは116銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が揃って最高値を更新したことや、為替のドル高・円安を受けてリスクを取る動きが優勢となった。イエレンFRB議長が米議会上院で証言し、米景気の先行きに楽観的な見方を示したことで、早期利上げ思惑がドル買いを誘い、1ドル=114円台前半の円安が主力輸出株などに追い風材料となった。また、米長期金利の上昇を受け収益機会が広がるとの見方から、保険や銀行、証券といった金融関連株が買われ、全体の地合い改善に貢献した格好だ。ただ、1万9500円近辺では引き続き売り板が厚く、後場は上値の重さも意識された。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、東京海上ホールディングス<8766.T>第一生命ホールディングス<8750.T>などの保険株の上昇も目立ったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも買い優勢。アルバック<6728.T>が続急伸、東邦チタニウム<5727.T>も値を飛ばした。東洋ゴム工業<5105.T>が商いを伴い大幅高、電通<4324.T>も高い。日本精工<6471.T>も物色人気となった。

 半面、東芝<6502.T>が売買代金トップで大幅続落となり、任天堂<7974.T>も軟調。ディー・エヌ・エー<2432.T>も値を下げた。ブロードリーフ<3673.T>リンクアンドモチベーション<2170.T>などが大幅下落となったほか、ジャパンディスプレイ<6740.T>の下げ足も目を引く。ルネサスエレクトロニクス<6723.T>住友ゴム工業<5110.T>なども売りに押された。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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