東京株式(大引け)=47円高、円安進行受けた自動車株高支えに7連騰

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/25 15:54
 25日の東京株式市場は、円安などを追い風に買い優勢で始まったものの利益確定売りに伸び悩み、日経平均株価はマイナス転換する場面もあった。しかし、下値も浅く、根強い買いが入り結局プラス圏で着地している。

 大引けの日経平均株価は前日比47円81銭高の1万8381円22銭と7日続伸。東証1部の売買高概算は24億9278万株、売買代金概算は2兆7225億2000万円。値上がり銘柄数は1030、対して値下がり銘柄数は835、変わらずは124銘柄だった。

 前日の米国株市場は祝日で休場だったが、米長期金利上昇を背景とした1ドル=113円台後半への円安進行を受け、東京市場では輸出株中心にリスクを取る動きが継続した。日経平均は一時1万8400円台後半まで上値を伸ばし、今年1月4日の終値ベースの高値1万8450円98銭を前引け時点では上回った。しかしその後は週末要因もあって、持ち高を減らす動きに伸び悩んだ。日経平均は前日まで10営業日で2000円を超える上昇をみせていることで、買い疲れ感もある。為替の円安一服を横目にマイナスに転じる場面もあったが、依然として下値に対しても頑強で押し目待ちに押し目なしの状況が続いている。東証1部の騰落レシオは低下傾向にあるものの未だ過熱エリアの130%台に位置している。

 個別では、円安を追い風材料にトヨタ自動車<7203.T>や富士重工業<7270.T>など自動車株の上昇が目立つ。パナソニック<6752.T>も堅調。タカラトミー<7867.T>も高い。日本アジア投資<8518.T>がストップ高に買われ、関東電化工業<4047.T>も値を飛ばした。大手証券の目標株価引き上げなどを受けて横河ブリッジホールディングス<5911.T>が急動意したほか、チタン市況の回復期待でチタン工業<4098.T>の上昇も目を引く。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調に推移し、三井不動産<8801.T>東京建物<8804.T>など不動産株の下げが目立つ。アルテック<9972.T>が大きく値を下げ、ミサワホーム<1722.T>も利益確定売りに下落した。エンシュウ<6218.T>が売り物に押され、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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