東京株式(大引け)=50円安、買い手控え感強く売買高は今年最低

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/08/15 15:48
 15日の東京株式市場は薄商いのなかで目先利益確定の売りに押される展開。日経平均株価は途中プラス圏で推移する局面もあったが、上値の重さが意識され買いが続かなかった。

 大引けの日経平均株価は前週末比50円36銭安の1万6869円56銭と反落。東証1部の売買高概算は12億4377万株、売買代金概算は1兆5701億2000万円。値上がり銘柄数は568、対して値下がり銘柄数は1260、変わらずは144銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前週末の米国株市場の上値が重かったことや、足もとの為替が1ドル=101円台前半へと円高に振れたことで主力株中心に目先利益確定の動きが優勢となった。前週末発表の米7月の小売売上高がコンセンサスを下回り、日米金利差拡大の思惑がやや後退し円買いの動きに反映されている。寄り前発表の4~6月期GDPが実質で年率0.2%増と事前の市場予想から下振れたことも買い手控え感を募らせた。ただし日経平均は底堅く推移し、日銀のETF買いに対する期待感から途中プラス圏に浮上する場面もあった。お盆休みで市場参加者が乏しく、売買高は12億4000万株強にとどまり今年最低となった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が商い高水準で大幅高。日本電産<6594.T>ファナック<6954.T>も堅調。TOB価格引き上げのイーブックイニシアティブジャパン<3658.T>はストップ高で買い物を残した。好決算発表の光通信<9435.T>が値を飛ばし、東芝<6502.T>も買われた。電通<4324.T>LINE<3938.T>なども物色人気に。

 半面、ファミリーマート<8028.T>が売られ、ファーストリテイリング<9983.T>も軟調。武田薬品工業<4502.T>も売りに押された。シチズンホールディングス<7762.T>が大幅安、北越紀州製紙<3865.T>ピーシーデポコーポレーション<7618.T>の下げも目立つ。住友金属鉱山<5713.T>レンゴー<3941.T>も安い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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