最近になって株式市場に資金が流入しているのが顕著になってきた。今まで指数チャートも横ばい気味であったが、何やら騰勢が強まる予感がする。いささか懸念している点は商品価格が再び反騰する兆しがあり、原材料高により企業業績の利益が目減りする可能性もある。特にNY原油先物は現時点では1バレル74.89US$となっており、ひょっとすると近いうちに80超えもあり得る。いずれにせよ相場的にトレンドが変わりつつあるのは間違い... ...続きを読む

往々にして海外市況によって相場の騰落が左右される。昨日はNYダウが反発したこともってか寄り付きから高値で始まったが、徐々に売り物も増えてくる。現在の株価水準は一部割高なものもあるが、すでに来年の業績見通しを織り込みつつある。割高ではないが極端に割安でもない。いわゆる来年の業績を見越した先回り買いも一巡してしまった。投資環境的には香港市場は年末にかけてIPOが増えてくる。太平洋保険、食品油の豊益中国、民営商業... ...続きを読む

10月２日（金）は重要経済指標である非農業部門雇用者数（９月）が発表される。前回の実数は-21.6万人減に対して、事前の市場予想は -18.7万人 減となっている。果たして実際どうなるのか気になるところ。当然ながら市場予想よりも悪い内容であれば失望売りを誘発し、逆に底打ち感が出てくればドル買い戻しの流れとなり、株高にも繋がっていくと思われる。毎月恒例のイベントではあるが、現下の不況下においては重要視される経... ...続きを読む

香港の国慶節は10月１日のみで、中国本土市場は8日までとなっている。投資家的には中国本土の方が休暇らしい休暇になると思うが、香港市場はそうではない。２日から平常通り取引が始まるため、中国本土市場で何らかの政策か憶測が出れば、即座に影響があるだろう。その意味では国慶節の前日に新規でポジションを持つのか、それとも現金化して手じまうのか投資家の判断次第になるだろう。私は相変わらず2319をホールドしているが。指数... ...続きを読む

オバマが主導して安保理で非核核軍縮路線が採択された。表面的には拍手喝采な感があるが小生的にはあやしい気がする。そもそもなぜ米国は非核核軍縮路線を世界的な流れにしたいのかという点。世界的に協調していることを過度に演出することによって、その他小国をターゲットに絞ろうとしているのではないか！？それはズバリイランと北朝鮮だが、北朝鮮はアメリカ的にはあまり重要ではないかも。世界的な非核核軍縮協調の環境を作っておいてイ... ...続きを読む

最近まで９０円台のラインをサポートに推移していたが、ついに終値でも９０円を割って、８９円台に突入した。ドルが買われる要因は基本的にはないといこともあるが、「鳩山新政権＝円高」という見方もすくなからずあるらしい。FRBにおいても利上げのタイミングについては特段ふれていないことも一因。いずれにしても短期的には目先の高値の８７円台まで円高が進行する可能性があると予想。このラインよりも更に円高となった場合には恐ろし... ...続きを読む

中国本土市場は目先IPOが増えることもあり、投資資金が市場に回ってこず、さえない値動きになっている。更に10月から始まる新興市場向け市場の「創業版」が始まることもあり資金が凍結状態にある。このような状況下では今まで高値で推移していた銘柄を現金化する動きが増えてくると思われる。暫くは軟調に推移するかもしれない。今日上場した医薬卸の国薬控股（1099）の初値が19.40HK$。最高値は19.74となっており、結... ...続きを読む

中国最大手の国薬控股（1099）が明日上場するようだ。医薬卸の市場シェアは約11％らしい。グレーマーケットではIPO価格の16HK$を約25％上回る水準となっている模様。久しぶりに盛り上がっている感がある。しかしながら私見ではすでに赤信号が点灯している。亜州IRによるとIPO価格でも2009年予想PERは約36倍とのことで、すでに割高感があるように思う。来年以降の売り上げ見通しも未知数。とりあえずは注目する... ...続きを読む

最近のベトナム株は急騰しすぎな感がある。上昇してくれるのは嬉しいことだが短期的に騰がりすぎると急落するリスクも高まってくる。聞くところによるとベトナム人は無償増資銘柄を好むらしい。重量級銘柄であるベトナム乳業の上昇がどこまで続くか見ものだ。今日も5％上昇して引けた。現時点ではベトナム株の対買入平均単価比は下記のとおり。バオベト、ファーライ、タンタオが不調。GMD,SJSが比較的堅調。VNM 120.38%B... ...続きを読む