kabukabumanさんのブログ
IMM通貨ポジション、元データの見方(遂に円ロングへ)
<シカゴIMM通貨ポジション>
4/3時点で 遂に円ショートから円ロング(3572枚)へ転換しました。
<シカゴIMM通貨ポジションの元データを見る方法>
下のURLを開いて「2018(Excel)」をクリック
https://www.cftc.gov/MarketReports/CommitmentsofTraders/HistoricalCompressed/index.htm
開くと膨大なデータが表示されますが、必要なデータは以下の①~③です。
①JAPANESE YEN - CHICAGO MERCANTILE EXCHANGE(2712 行目)
②NonComm_Positions_Long_All(I 列) 48053
③Positions_Short_All (J 列) 44481
<計算式>
②円ロング(48053)-③円ショート(44481)=円ロング(3572枚)
*円ショートポジションは2016年1月から続いており
ロングへの転換は2年3ヶ月ぶりのことです。
しかし以前のブログにも書いた通り
円が買い戻されているにも関わらずドル円相場が円安に振れている理由は
2016年末頃からドルのショートポジションを積み上げたヘッジファンドが
そろそろ限界と判断し買い戻しを行っているためだと考えています。
従って今後のドル円相場は
「円買い・ドル買い」のバランスがポイントになりそうですが
米国の保護主義が加速するとの懸念から
再びドルが売られる可能性が考えられるため
円相場は米中貿易摩擦に振り回されることになりそうです。
因みに、最悪のシナリオとして米中貿易戦争が泥沼化した場合
ドル円が100円を割ることも充分想定されるため
株式投資は事態が落ち着くまで充分買い付け余力を残しながら
出来るだけ内需の材料株にシフトするのが賢明だと考えています。
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つなひき60分さん おはようございます。
3月26日~3月30日の週、海外勢は12週ぶりに現物を買い越していますが
買い越し額は僅か48億円なので、漸く売り枯れ状態になっただけかも知れませんね。
しかし先物の売り越しは続いていますので
米中貿易摩擦と安倍政権の支持率が引き続きネックになっていると思います。
ただ5月決算のヘッジファンドが45日ルールに従って
4月中旬から先物を買い戻す可能性がありますから
需給は改善されると考えています。
<4/11に発表される米3月度消費者物価に注目(大和証券)>
米国では昨年3月に携帯電話サービスの価格が約10%値下げされた影響で、食料とエネルギーを除くコアの消費者物価は昨年4月から今年2月まで前年比で2%を下回る状況が続いている。しかし、今年3月からは携帯電話サービス値下げの影響がなくなるため、今週発表される3月の消費者物価(コア)は前年比2.1%と2月の1.8%から加速し、約1年ぶりに2%を超えると予想されている。目先の米国市場ではインフレ懸念が再燃し、金利上昇や株安が進む可能性に注意が必要だろう。
一方、3月第4週(3/26~30)の投資部門別株式売買動向(現物)によると
海外投資家は48億円と僅かながら12週ぶりに買い越した。(先物は売り越し)
海外投資家の日本株売りが始まった1月第2週(1/9~12)は
日銀が週初(1/9)の国債買いオペで超長期国債の買い入れ額を減らしたことをきっかけに
円高基調が強まったタイミングと一致する。
目先の円相場が3/26につけた直近高値の1ドル=104円56銭を上回ることがなければ
円高を背景とした海外投資家の日本株売りは3月末で一巡し
4月以降は徐々に買い戻しに転じる可能性もあろう
米中の貿易摩擦は今後2ヶ月間交渉を続け
最終的には回避されるという見方もあります。
しかしたとえそうなっても、結論が出るまで投資家の疑心暗鬼は避けられず
トランプ大統領が感情的なツィートを繰り返せば
株価の乱高下も止まりそうにありません。
幾ら性格が傲慢でもアメリカ大統領ですから
もう少し金融市場に配慮した発言をすべきかと。。。