kabukabumanさんのブログ
今日の雑感(マザーズ指数の反転目安)
今日の日経平均は、前場と後場に各一回ずつ16500円割れに迫る場面がありました。
後場の急落は、7269スズキの燃料データ不正が報道されことも一因だと言われていますが
一時108.72円まで進んだドル円相場が、109円台まで回復したことで
日経平均は僅かな下落に止まり、TOPIXは+0.18%上昇して引けています。
ただ東証一部銘柄の騰落数は、上昇(778)下落(1056)変わらず(117)で
下落数が上昇銘柄数を大幅に上回る結果になりました。
一方、今日もマザーズ指数は-89.36ptという大幅な下落となりましたが
この下げ幅は、2014年以降2番目の大きさです。(1番は2015年8/24の-105.46pt)
但し、一昨日も-81.65pt下落していますので、今週3営業日の下落幅は-156.34%となり
3日間に限ると、アベノミクスがスタートして以来最大の下げ幅になります。
またマザーズ暴落の原因ですが、
マザーズ市場には小型のテーマ株(広義の国策銘柄)が沢山あり
しかも超加熱銘柄が指数を牽引していたという実態があります。
ですからその一角が崩れたことで、連鎖反応を起こしたのではないかと考えています。
そこで超加熱の代表銘柄を挙げると、例えば以下の様な銘柄が目に付きます。
3914 JIG-SAW 年初来安値3765円(1/18)➡ 最高値23920円(4/20)+635.3%
5/13終値20700円 ➡ 5/18終値9990円
3営業日で51.7%下落 最高値からの下落率-58.2%
6176 ブランジスタ 年初来安値1130円(2/12)➡ 最高値15850円(5/16)+1402.7%
5/13終値12850円 ➡ 5/18終値6850円
3営業日で46.7%下落 最高値からの下落率-56.8%
4565 そーせいグループ 年初来安値9080円(1/18)➡ 最高値26180円(5/9) +288.3%
5/13終値25280円 ➡ 5/18終値17990円
3営業日で31.0%下落 最高値からの下落率-31.3%
3653 モルフォ 年初来安値3920円(2/21)➡ 最高値11080円(4/22) +282.6%
5/13終値9720円 ➡ 5/18終値8000円
3営業日で17.7%下落 最高値からの下落率-27.8%
この他にもジャスダックを含め、短期急騰銘柄は沢山ありますが
上記の様な値嵩株の暴落が止まれば、マザーズ指数の下げも止まるのではないかと思います。
ただそれが明日か、明後日か、もしくは来週以降なのかは分かりませんが
何れにしても、ファンダが伴っている銘柄ほど反転が早く、戻りも期待出来る様な気がします。
新興市場の銘柄は値動きが良く、短期間で一儲け出来るという夢はありますが
ここは今一度決算書やアナリストレポートなどを見直して、ただ「落ちて来るナイフ」なのか
それとも高い株価に見合った成長を遂げる企業なのかを
しっかり見極めることが大事だと思います。
また、指数の急落でとばっちりを受けた銘柄も数多くある筈ですから
連れ安した銘柄のチェックもお忘れなく。
結局、銘柄選択が非常に重要な時期に差し掛かっているということでしょうね。
(今日の売買)
3696 セレス(前場で一度手仕舞いして、引け前に買い戻しました)
6702 富士通(買い)
3920 アイビーシー(買い)
3901 マークラインズ(買い)
3653 モルフォ(大引け、S安8000円を買い)
日経225mini売り建て(16700円×30枚)
*一応先物でヘッジしたので、合計11銘柄(1銘柄は投機)買い持ち越しです。
おちゃちゃさん こんにちは。
何時も冷静を装っているkabukabuですが
流石に三連発には激しく動揺しています (〃▽〃)ポッ
kabukabumanさん
おはようございます
冷静かつ、暖かい心のあるブログにはいつもいつも
感謝ですm(_ _)m
ありがとうございます♡♡♡ 三連発(*´・з・`*)チュッ♪
NYSEの騰落レシオが再び120%を上回りました。
「S&P500」の調整には要注意です。
ヘッジ無しの丸腰で買い向かうのはちょっと恐い雰囲気です。
G.Sのオプション手口ですが
今週に入り3営業日連続で17500円に大量のコールの売りが発生しています。
今日は400枚ですが、一昨日は1700枚、昨日は500枚ありました。
理由は定かではありませんが、G.Sの日経平均先物6月限は
買い越しが続いており、もしかするとオプションのヘッジかも知れません。
因みにABNアムロ、ソシエテは下落を狙っている節があるので
要注意ではないかと考えています。
今のところヘッジファンドが表立って動く様子は無く
このまま6月MSQまで波風が立たないことも考えられますが
油断したところでドッス~ン!ということもあり得る
両社の先物・オプション手口だけに、引き続き注視したいと思います。
マザーズ暴落の引き金になったのは
おそらく、3914 JIG-SAWの決算ではないかと考えています。
幾らテーマ性が高くても、利益が出なければ
何れそれなりの株価水準に戻るのが当然でしょう。
しかし、特に新興銘柄の場合、株価は人気投票の側面がより強くなるので
(需給)>(ファンダ)という構図はなかなか崩れません。
そこを狙って暴騰を企てる国内外の機関投資家や仕手筋もいますから
売り抜けられて一巻の終わりというケースも少なくありません。
因みに、増担保規制がかかった銘柄は
需給悪化懸念で一般的には下げますが
規制直後に一日だけ上がって、後はズルズル後退というパターンが最悪で
買い主体が規制後に完全売り抜けを図った結果ではないかと考えています。
また多くの場合、規制が掛かることを予想して、事前に売り抜けているため
規制解除後に需給が好転するケースは1~2割程度しか無いと思います。
一方、増担保規制が掛かっても、お構いなしに上昇する株は最強です。
この場合は、国内外の投資ファンドが絡んでいることが多く
短期5倍~10倍という銘柄も散見されますが
売られ方も半端ではないので
やはり「頭と胴体の一部はくれてやる」くらいの覚悟は必要だと思います。
ただ株価が一気に3割~5割下落した時に一度リバウンドさせ
「夢よもう一度」を演出する悪質な大口もいますから
一粒で二度美味しい思いをしたくて色気を出すのは要注意でしょうね。