kabukabumanさんのブログ
日経平均採用企業のEPSが急落(5ヶ月間で14.4%低下)
日銀が4月の追加緩和を見送ったことで
今後主要証券の先物・オプション手口に、どの様な変化が現れるか注目したいと思います。
少なくとも一昨日の時点で、内外の主要証券各社は追加緩和を予想し
緩和後は材料出尽くし感が強まり、6月MSQへ向け下落相場を想定していた節があります。
<日経平均先物・TOPIX先物6月限建て玉残高(4/22時点)>
http://www.jpx.co.jp/markets/derivatives/open-interest/index.html
<4/28の日経平均先物・TOPIX6月限取引状況>
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp
例えばG.Sの場合、一昨日まで「6月MSQ=弱気」「5月SQ=強気」の手口でした。
つまり4月の追加緩和と日経平均18000円超え?を想定した上で
その後は6月へ向け下落すると考えていたのではないでしょうか。
しかし、昨日G.SはTOPIX6月限を2773枚売り越し
ABNアムロが日経平均先物を6951枚も買い越すなど
主要証券各社の手口に変化が見られるため、今後の動向を注視したいと思います。
ところで、今日の円相場はさらに円高が進み、ドル円は一時106円台に突入しています。
政府・日銀としては想定以上の円高かも知れませんが
5月は日銀金融政策決定会合が開かれない上に、伊勢志摩サミットを控えていることから
為替介入も無いと判断した投機筋が、円買いを強めていることが考えられます。
一方、昨日までの決算状況を見ると、輸出企業を中心に業績の悪化が鮮明となり
日経平均採用企業のEPSは、最高値を記録した昨年11月30日(1275.67円)から
1092.13円と大幅に低下(マイナス4.4%)しています。
こうした状況を踏まえ、G.W期間中の東京株式市場は空き家同然なので
仕掛け的な売り崩しにも注意が必要だと思います。
*次回の日銀金融政策決定会合 ➡ 6月15~16日
6月MSQ ➡ 6月12日
この微妙な日程が、株価の乱高下に繋がる恐れもありそうです。
島津さん こんばんは。
日銀が購入したETFやREITは、出口戦略に着手する時点で
信託銀行を介して売りに出される筈ですが
市場が混乱しない様配慮はされると思います。
ただ黒田さんの任期中はとても無理でしょうから
アベクロさん退任後、後継者に丸投げになりそうですね。
因みにノンホルは楽チンです^^
お疲れ様です。
追加緩和♪打ち止め♪っぽい感じ~♪
気の抜けない状況。
少しの楽観ムードに乗られない。
しかし日銀はいつかどこかで、ETF売りますよね~
それとも?
すべて国有化しちゃうの~~♪
素人目線です~♪