NYダウは一時17000ドルを割り込みましたが、願いが通じたのか引けに掛けて急速に戻しました。
チャート上は長い下髭を付けたので、目先底を打った様に思えますが
まだ中東の地雷が爆発しそうでしていないのが不気味です。
サウジとイランの国交断絶という地政学的リスクに、原油価格が反応しなかったのは意外でしたが
これで今回チャイナリスクに乗じて仕掛けた短期筋が、CTAでないことはほぼ間違い無さそうです。
因みに今日の日経平均は、昨日の下げ幅が大きかったことやNY市場が後半巻き返したことから
案外前日比プラスに浮上する可能性もあると思います。
但し、昨日サーキットブレーカーが発動された中国本土市場が開くまでは何とも言えません。
また、大手証券各社が週末のSQを睨み、どの様な対応を見せるかも鍵を握りそうですが
昨日の段階では、多くの証券各社が19000円以上の着地を想定していた節がありますので
現物市場はSQ前日まで、先物主導の乱高下を予想しています。