現在、円相場は1ドル115円台を窺う水準まで円高が進んでいます。(105➡115訂正しました)
ところで今年、対ドル/円相場が116円台であった日は以下にお示しする3日間だけしかありません。
(対ドル/円相場)(日経平均株価)(NYダウ)
11/14(金) 116.15円 17490円 17613ドル
11/17(月) 116.44円 16973円 17645ドル
11/18(火) 116.57円 17344円 17687ドル
(参考)
12/16 117.76円 16755円 17180ドル(15日)
この比較からも分かる様に、丁度1ヶ月前の円相場と株価指数の相関関係と
現在の相関関係には大きな差があり、仮に11/14の相関指数で今日の日経平均を計算すると
17732円という答えが導かれます。
しかし実際には16755円なので、今日の相関指数で計算し直すと
円相場が1ドル116.15円であったなら、日経平均は16525円で
実際の終値16755円より230円安いという結果になります。
ですから明日の円相場が1ドル116.15円の場合
為替以外に株価を大きく左右する材料が無ければ
明日の日経平均株価は前日比-230円前後になる筈です。(あくまで単純計算上の結果です)
つまり1ヶ月前と現時点の地合いにそれだけ差異があるということです。
但し株価は上昇トレンドの時はさらに上へ、下降トレンドの時はさらに下へ
それぞれオーバーシュートし易いため
現在の地合いを考えれば、230円以上下落する可能性が高いと考えるべきでしょう。
くだらない算数の話になりましたが、その時々の円相場と株価指数を比較すると
日経平均株価の妥当性を判断する材料になると思います。