kabukabumanさんのブログ

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マイ・メモ(長期投資には絶好のチャンス)

米国の債券市場で先月来、10年債と5年債の逆イールドが起こっています。
さらに昨年12月には5年債と2年債
今年3月には10年債と3ヵ月債の間でも逆イールドが発生しています。

ただ市場が最も警戒する10年債と2年債の利回りは逆転していないため
それほど神経質になる必要はないと思いますが。。。
(ITバブル崩壊・サブプライムショックでは、およそ1年前に利回りが逆転)

一方で、世界的なインフレ傾向は
「株式・金・不動産」などに投資するチャンスでもあり
中でも日本株は今後数年間続くと思われる対ドル円安が
海外勢の投資資金を呼び込むのではないかと期待しています。

また今回の円安は主な要因が日米金利差の拡大にあることを考えると
外部から為替操作などと言い掛かりを付けられる心配もなく
1ドル130円台定着も時間の問題ではないでしょうか。

因みに大和総研によれば、対ドルで1円円安になると
日本企業の経常利益は1500億円増加するそうなので
トラタヌながら、2年後には1.5兆円の増益が見込める可能性があり
中長期的に日本株投資は強気で良いと考えています。

理由はそれだけではありません。
米国の公的・私的年金(Max40兆円=これもトラタヌ)も待機中。
インフレが進めば個人の投資活動が活発になり
タンス預金(約80兆円)の一部が株式や不動産などへ向かう。
無論こうした予想は今のところ絵に描いた餅かも知れませんが
2年後の日経平均株価が史上最高値を更新する可能性は充分あると思います。

<インフレ環境下の投資に対する考え方> (私見です)
(1)原価の高騰を価格に転嫁出来る業種はインフレに強い 
 (帝国データバンク調べ)
 ①鉄鋼・非鉄・鉱業製品 製造及び卸売り
 ②専門商品小売り ③再生資源卸売り
 ④建材・家具・窯業・土石製品 製造及び卸売り
 ⑤化学品 製造及び卸売り ⑥飲食料品卸売り ⑦機械・器具卸売り など
(2)輸出比率の高い業種や銘柄(自動車産業の多くが上位)
(3)石油・非鉄金属・卸売業・商社・鉱業 など(経験則)
(4)資源関連株(原油・銅・ニッケル・コバルト・鉄鉱石・リチウム 他)
  ●銅はEVの普及が強い追い風 
  ●資源リサイクルにも注目(金・レアメタル など)
(5)アフターコロナのスタートは旅行から?(空運・鉄道・レジャー関連)
(6)米金利の上昇は景気敏感株に追い風(鉄鋼・化学・海運・機械・金融)
(7)その他 金・不動産・宝飾品・美術品 など(関連銘柄にも注目)

◎原価の高騰を価格に転嫁し難い業種は苦戦が予想される
①紙・パルプ ②出版・印刷 ③運輸・倉庫
④飲食店 ⑤農・林・水産 ⑥建設 ⑦輸送用機器・器具製造 など

インフレに弱いとされる業種は銘柄選択がより難しい
①ディフェンシブ株(食品・薬品・日用品・電気・ガス・運輸などが代表的)
②ハイテク株(以下の理由により業績や需給が悪化する恐れ)
 高PERの銘柄が多く、インフレ局面では益回りが大幅に縮小する
  従って少なくともPER3桁台の銘柄は避ける方が賢明
 ハイテク製品は製造工程が多く人件費がかかる
 原材料の高騰や金利の上昇が強い逆風
  しかも最近の原材料供給不足がさらに足を引っ張る
 
*但し株価は業績だけでなく需給にも大きく左右されますし
 地政学的リスクや新型コロナ感染のリスクも解消されていないので
 投資判断は自己責任でお願い致します。

(ご参考=主要市場 3月末時点のPER ドル換算)
①ナスダック 58.66倍 (依然割高 金利の上昇でさらに下押しも)
②SENSEX   24.91倍
③NYダウ     18.51倍
④日経平均  15.35倍 (円換算=13.30倍)
⑤FT100          15.16倍
⑥DAX              15.12倍
⑦上海             14.00倍
⑧ハンセン      8.10倍 (売られ過ぎ)            
28件のコメントがあります(21〜28件)
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    kabukabumanさん
    2022/4/21 07:39
    <ロシアが停戦合意案文書を提出> 4/21

    予期せぬ侵略戦争の長期化により軍事資金が底を突いた可能性。
    貧乏大国ロシアの苦しさ浮彫へ。
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    kabukabumanさん
    2022/4/22 08:24
    <4/21のNY市場は反落>  [21日 ロイター]

    米国株式市場は主要3指数とも下落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利上げが「検討される」と述べたことを受け、序盤の上昇分を吐き出した。

    パウエル議長は世界経済に関する国際通貨基金(IMF)の会合で、インフレ率がFRBの目標である2%の約3倍に達していることから、「もう少し迅速に動くことが適切だ」とし、「50bp(の利上げ)は5月会合で検討されるだろう」と語った。

    DWSグループのトレーディング部門責任者、ジョージ・キャトラムボーン氏は「市場は少なくとも5月と6月に50bp(の利上げ)を織り込んでいる」と指摘。

    「パウエル議長や他の多くのFRB当局者が可能な限り早期に(インフレを)抑制したい意向を示しており、積極的に動くことを市場に伝えている」と述べた。

    米株市場はテスラや航空会社の好調な決算に支援されて上昇して始まったが、パウエル氏らFRB当局者の発言を受け下げに転じた

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    kabukabumanさん
    2022/4/23 10:34
    <米国株大幅下落> 4/22

    一昨日のFRB関係者による利上げペース加速発言を受け続落。
    また昨日は企業決算が軟調であったことや週末要因が重なり大幅下落となりました。

    ナスダック指数のPERは約51倍(3月=58.66倍)に下降しましたが
    依然として高水準であり、もう一段の下げに注意が必要かと。

    因みにナスダック指数のPERはざっくりですが(企業業績が変化しないと仮定して)
    50倍=12100pt 45倍=10934pt 40倍=9670pt

    VIX指数=28021(前日比+24.4%)
    F&G指数=45(NEUTRAL)➡40(FEAR)
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    たか○さん
    2022/4/25 13:16
    お疲れ様です
    仕事のほうが忙しくて相場はほとんど触っていません。
    株は放置しっぱなし。
    下がっても手が付けられない。
    アメリカのほうは幸いか、事前に売っていたので 残った銘柄をどうするかってとこです。
    ただ 短期的に見て皆焦って売りすぎ。
    物価上昇率だってそろそろ 前年比では落ち着くはずだし。そこまで糞悲観する状況なのか。
    パウエルに踊らされすぎ。
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    kabukabumanさん
    2022/4/25 18:57
    たか〇さん お疲れ様です。

    私はかなりポジションを落としました。
    FRBの利上げペースが速まるという懸念から売られているので
    取り敢えず5月のFOMC(3~4日)までは様子を見ます。
    ただ予告通り0.5bp利上げされれば
    市場の疑心暗鬼は6月FOMC(14日~15日)まで尾を引く様な気がします。

    また機関投資家の先物・OP手口からも
    6月SQまでは基本、様子見が賢明だと考えています。

    それでもウクライナ問題がこれ以上悪化しなければ
    年末高になる可能性が高いと予想しています。
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    たか○さん
    2022/4/28 19:49
    お疲れ様です
    超絶難易度が高い相場ですね。
    こういう相場ではあまり ポジ取らないのが正解だと思います。
    今のところ相場はウクライナを無視していますが プーチンは
    狂気が服着て歩いているタイプですから 何やらかすかわかりませんね。
    なんであんなサイコパスをロシア人は大統領にしてしまったのでしょうね。

    一時的に連休からめて 円安仕掛けてくる説があります。
    とりあえず円安がぶっ飛んだらドルを半分くらい円にしようかなと。
    でもいずれ日本は沈没するので また少ししたらドルを増やしていくと思います。
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    kabukabumanさん
    2022/4/29 12:58
    たか〇さん こんにちは。

    本来なら絶好の買い場ゾーンに入っていると思うのですが
    ご指摘の通りロシアというイカレタ国の所為で
    市場の混乱はまだまだ収まりそうにありません。

    ただ欧米が本気で打倒プーチン政権を掲げて動き出した様子なので
    ロシア・ウクライナ情勢は今後急展開を迎える可能性があります。
    場合によっては日本が直接巻き込まれる恐れも否定出来ないので
    値頃感で株を買う局面ではないと考えています。

    さらにFRBが市場予想を大きく上回るペースで利上げを行う様であれば
    過剰流動性相場の終焉も視野に入れて置く必要が生じます。
    従って5月、6月のFOMCが今後の相場を左右すると言えそうですし
    6月FOMCは東京市場の6月MSQと日程が近いので
    それまでは出来るだけ投資資金を温存して置く方が賢明だと思います。

    それでは有意義なG.Wをお過ごし下さい!
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    kabukabumanさん
    2022/4/30 08:06
    <NY市場急落 4/29> 

    PCE前月比 +1.1%(2005年以来の高い伸び率)、前年比 +6.6%

    29日のNY市場はインフレの加速やアマゾンの冴えない決算を受け大幅下落。
    アマゾンは2006年以来となる下落率で14.05%安。
    またアップルも半導体の供給不安を理由に慎重な見通しを発表し3.66%安。

    またロシア・ウクライナ戦争の長期化も懸念されており
    少なくとも6月SQまでは様子見姿勢が賢明かも。
    引き続き 国内外機関投資家の先物・OP手口に注目。
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