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東宝のニュース
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~外部環境悪化を受けて前場安値引けに
16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続落、外部環境悪化を受けて前場安値引けに
・ドル・円は小じっかり、上昇基調を維持
・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は大幅続落、外部環境悪化を受けて前場安値引けに
日経平均は大幅続落。前日比827.22円安(-2.11%)の38405.58円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。
米国株式市場は続落。ダウ平均は248.13ドル安(-0.65%)の37735.11ドル、ナスダックは290.07ポイント安(-1.79%)の15885.02、S&P500は61.59ポイント安(-1.20%)の5061.82で取引を終了した。イランによる対イスラエル攻撃の影響が最小限に抑制されたほか、一旦終了が示唆されたため寄り付き後、上昇。その後、小売売上高が予想を上回り、利下げ期待の後退で売りに転じた。長期金利上昇でハイテクも下落。その後、イスラエルがイラン反撃の意向を示唆したため中東情勢の一段の緊迫化を警戒しさらなる売り圧力となり、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了。
ナスダック大幅下落を受けて、東京市場はハイテクを中心に売り優勢で取引を開始。日経平均は39000円を割り込んでスタートした後は、値がさ半導体株の下げなどが影響してじりじりと下げ幅を拡大。プライム市場の9割近くが下落する全面安の地合いとなり、日経平均は前場安値引けとなった。大陰線を残しており、見切り売りも入っているとの観測。
日経平均採用銘柄では、三越伊勢丹<3099>、J.フロント リテイリング<3086>と百貨店が弱かったほか、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>と半導体関連も売り優勢。このほか、フジクラ<5803>、レゾナック<4004>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>も下落した。
一方、前期業績の大幅な上振れ着地を受けて、東宝<9602>が急騰し年初来高値を更新した。また、水冷モジュールの生産能力拡大を発表したことでニデック<6594>も上昇、年初来高値を更新した。このほか、オリンパス<7733>、HOYA<7741>、資生堂<4911>が買われた。
セクター別では、石油・石炭製品、保険業、海運業、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが下落した一方、精密機器だけ上昇した。
日経平均を筆頭に大型株は、前引けにかけて下げ幅を広げる地合いとなっており、昨日とは異なる相場付きとなっている。TOPIXも陰線を残し25日移動平均線を下回っていることから、投資家のモメンタムは悪化傾向にある。昨日のような大引けにかけての下げ幅縮小を期待したいところだが、見切り売りのような動きも観測されていることから、後場の日経平均は一段安の展開に警戒しておきたい。
■ドル・円は小じっかり、上昇基調を維持
16日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、154円18銭から154円42銭まで値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針が見込まれ、上昇基調を維持。日本の円安けん制も反応は薄く155円を目指す展開となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円18銭から154円42銭、ユーロ・円は163円68銭から163円93銭、ユーロ・ドルは1.0606ドルから1.0628ドル。
■後場のチェック銘柄
・麻生フオームクリート<1730>、エヌアイデイ<2349>など、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・中・3月鉱工業生産:前年比+4.5%(予想:+6.0%)
・中・3月小売売上高:前年比+3.1%(予想:+4.8%)
・中・1-3月期GDP:前年比+5.3%(予想:+4.8%、10-12月期:+5.2%)
【要人発言】
・林官房長官
「為替市場の動向を注視しつつ、万全の対応を行いたい」
「為替介入について具体的見解を言うことは差し控える」
<国内>
特になし
<海外>
・15:00 英・12-2月ILO失業率(予想:4.0%、11-1月:3.9%)
<CS>
・日経平均は大幅続落、外部環境悪化を受けて前場安値引けに
・ドル・円は小じっかり、上昇基調を維持
・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は大幅続落、外部環境悪化を受けて前場安値引けに
日経平均は大幅続落。前日比827.22円安(-2.11%)の38405.58円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。
米国株式市場は続落。ダウ平均は248.13ドル安(-0.65%)の37735.11ドル、ナスダックは290.07ポイント安(-1.79%)の15885.02、S&P500は61.59ポイント安(-1.20%)の5061.82で取引を終了した。イランによる対イスラエル攻撃の影響が最小限に抑制されたほか、一旦終了が示唆されたため寄り付き後、上昇。その後、小売売上高が予想を上回り、利下げ期待の後退で売りに転じた。長期金利上昇でハイテクも下落。その後、イスラエルがイラン反撃の意向を示唆したため中東情勢の一段の緊迫化を警戒しさらなる売り圧力となり、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了。
ナスダック大幅下落を受けて、東京市場はハイテクを中心に売り優勢で取引を開始。日経平均は39000円を割り込んでスタートした後は、値がさ半導体株の下げなどが影響してじりじりと下げ幅を拡大。プライム市場の9割近くが下落する全面安の地合いとなり、日経平均は前場安値引けとなった。大陰線を残しており、見切り売りも入っているとの観測。
日経平均採用銘柄では、三越伊勢丹<3099>、J.フロント リテイリング<3086>と百貨店が弱かったほか、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>と半導体関連も売り優勢。このほか、フジクラ<5803>、レゾナック<4004>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>も下落した。
一方、前期業績の大幅な上振れ着地を受けて、東宝<9602>が急騰し年初来高値を更新した。また、水冷モジュールの生産能力拡大を発表したことでニデック<6594>も上昇、年初来高値を更新した。このほか、オリンパス<7733>、HOYA<7741>、資生堂<4911>が買われた。
セクター別では、石油・石炭製品、保険業、海運業、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが下落した一方、精密機器だけ上昇した。
日経平均を筆頭に大型株は、前引けにかけて下げ幅を広げる地合いとなっており、昨日とは異なる相場付きとなっている。TOPIXも陰線を残し25日移動平均線を下回っていることから、投資家のモメンタムは悪化傾向にある。昨日のような大引けにかけての下げ幅縮小を期待したいところだが、見切り売りのような動きも観測されていることから、後場の日経平均は一段安の展開に警戒しておきたい。
■ドル・円は小じっかり、上昇基調を維持
16日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、154円18銭から154円42銭まで値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針が見込まれ、上昇基調を維持。日本の円安けん制も反応は薄く155円を目指す展開となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円18銭から154円42銭、ユーロ・円は163円68銭から163円93銭、ユーロ・ドルは1.0606ドルから1.0628ドル。
■後場のチェック銘柄
・麻生フオームクリート<1730>、エヌアイデイ<2349>など、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・中・3月鉱工業生産:前年比+4.5%(予想:+6.0%)
・中・3月小売売上高:前年比+3.1%(予想:+4.8%)
・中・1-3月期GDP:前年比+5.3%(予想:+4.8%、10-12月期:+5.2%)
【要人発言】
・林官房長官
「為替市場の動向を注視しつつ、万全の対応を行いたい」
「為替介入について具体的見解を言うことは差し控える」
<国内>
特になし
<海外>
・15:00 英・12-2月ILO失業率(予想:4.0%、11-1月:3.9%)
<CS>
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