2,054円
日本テレビホールディングスのニュース
3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:高値水準でのこう着感の強い相場展開に
■日テレHD、21/3上方修正 営業利益220億円←200億円
■前場の注目材料:ダイセル、エンプラ増産、中国に9万トン新設備
■高値水準でのこう着感の強い相場展開に
3日の日本株市場は高値水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場ではNYダウが59ドル高だった。11月ADP雇用統計が予想を下回ったほか、債券利回りが上昇したことを受けて売りが先行。その後、共和党と民主党が超党派グループのまとめた追加経済対策の速やかな成立に向けて譲歩する姿勢を見せたため、一段と期待感が高まり上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の26825円。円相場は1ドル104円50銭台で推移している。
ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンを英国政府が承認した。昨夕の段階で伝わっていたが、これを好材料視してくるかが注目される。来週には米国での承認が期待されていることもあり、ワクチン承認への期待で買われていた流れが利益確定に向かうのか、改めて好感した買いの流れが強まるかを見極めたいところであろう。日経平均は27000円接近でいったん利益確定の流れが強まりつつあり、市場の反応が注目されるだろう。
また、調整局面での押し目買い意欲の強さが目立っているが、ADR市場ではファーストリテ<9983>が弱い値動きをみせている。昨夕に11月の国内ユニクロ既存店売上高を発表しており、これを受けた反応とみられる。指数インパクトの大きい銘柄であるため、ファーストリテが底堅い値動きをみせてくるようであれば安心感につながりそうである。
一方で、米国では経済対策への期待感が高まってきているが、足元で発表された経済指標は予想を下回る内容が目立ち始めてきている。週末には雇用統計の発表を控えていることもあり積極的なポジションは取りづらくなりそうである。昨日はTOPIXの強さが目立っていたが、NTTドコモ<9437>に絡んだリバランスの需給であり、本日はその需給も一巡していることから、物色の流れを見極めることになる。もっとも、大きくポジションを積み上げづらい状況でもあり、リバランス中心。短期的にはテーマ株や中小型株での値幅取り狙いの売買は活発になりそうだ。
■日テレHD、21/3上方修正 営業利益220億円←200億円
日テレHD<9404>は2021年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の3760億円から3790億円、営業利益は200億円から220億円に上方修正している。リクルートHD株式の一部売却に伴う特別利益計上により当期純利益は10億円から120億円に修正している。また、地上波テレビ広告収入のうちスポット収入の回復傾向が想定より上振れた。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26800.98、+13.44)
・NYダウは上昇(29883.79、+59.87)
・1ドル104円40-50銭
・SOX指数は上昇(2716.36、+6.63)
・原油先物は上昇(45.28、+0.73)
・日銀のETF購入
・米経済対策への期待
・コロナ向けワクチン開発の進展
・ダイセル<4202>エンプラ増産、中国に9万トン新設備
・エア・ウォーター<4088>東大生研と、農業・医療で包括連携
・ホンダ<7267>早期退職に優遇制度、55歳以上、組織活性視野
・東芝<6502>東芝など、カーボンリサイクル事業化検討
・住友電工<5802>下期受注見通し、車用組み電線復調
・Mimaki<6638>新中計、25年度営業利益率10%
・ウシオ電機<6925>人に優しいUV装置、ウイルス不活化
・富士通<6702>5G無線装置をKDDI基地局向け供給
・塩野義薬<4507>ゾフルーザ、インフル予防で承認取得
・テルモ<4543>袋状の塞栓デバイス、国内初、脳動脈瘤治療用
・テルモ<4543>インスリンのAIDシステム、仏社と開発
・武田薬<4502>「カボメティクス」に肝細胞がん追加、変更承認を取得
・朝日インテック<7747>米でカテーテルなど直販、来月から
・帝人<3401>ポルトガルに成形設備、炭素繊維シート樹脂を熱硬化
・冶金工<5480>川崎の排水設備刷新、汚染リスク低減
・宇部興産<4208>ポリイミド原料の生産能力6割増、ディスプレー用好調
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・10:30 鈴木日銀審議委員あいさつ(福島)
<海外>
・09:30 豪・10月貿易収支(予想:+58.0億豪ドル、9月:+56.3億豪ドル)
・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:56.4、10月:56.8) <ST>
■株式見通し:高値水準でのこう着感の強い相場展開に
■日テレHD、21/3上方修正 営業利益220億円←200億円
■前場の注目材料:ダイセル、エンプラ増産、中国に9万トン新設備
■高値水準でのこう着感の強い相場展開に
3日の日本株市場は高値水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場ではNYダウが59ドル高だった。11月ADP雇用統計が予想を下回ったほか、債券利回りが上昇したことを受けて売りが先行。その後、共和党と民主党が超党派グループのまとめた追加経済対策の速やかな成立に向けて譲歩する姿勢を見せたため、一段と期待感が高まり上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の26825円。円相場は1ドル104円50銭台で推移している。
ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンを英国政府が承認した。昨夕の段階で伝わっていたが、これを好材料視してくるかが注目される。来週には米国での承認が期待されていることもあり、ワクチン承認への期待で買われていた流れが利益確定に向かうのか、改めて好感した買いの流れが強まるかを見極めたいところであろう。日経平均は27000円接近でいったん利益確定の流れが強まりつつあり、市場の反応が注目されるだろう。
また、調整局面での押し目買い意欲の強さが目立っているが、ADR市場ではファーストリテ<9983>が弱い値動きをみせている。昨夕に11月の国内ユニクロ既存店売上高を発表しており、これを受けた反応とみられる。指数インパクトの大きい銘柄であるため、ファーストリテが底堅い値動きをみせてくるようであれば安心感につながりそうである。
一方で、米国では経済対策への期待感が高まってきているが、足元で発表された経済指標は予想を下回る内容が目立ち始めてきている。週末には雇用統計の発表を控えていることもあり積極的なポジションは取りづらくなりそうである。昨日はTOPIXの強さが目立っていたが、NTTドコモ<9437>に絡んだリバランスの需給であり、本日はその需給も一巡していることから、物色の流れを見極めることになる。もっとも、大きくポジションを積み上げづらい状況でもあり、リバランス中心。短期的にはテーマ株や中小型株での値幅取り狙いの売買は活発になりそうだ。
■日テレHD、21/3上方修正 営業利益220億円←200億円
日テレHD<9404>は2021年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の3760億円から3790億円、営業利益は200億円から220億円に上方修正している。リクルートHD株式の一部売却に伴う特別利益計上により当期純利益は10億円から120億円に修正している。また、地上波テレビ広告収入のうちスポット収入の回復傾向が想定より上振れた。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26800.98、+13.44)
・NYダウは上昇(29883.79、+59.87)
・1ドル104円40-50銭
・SOX指数は上昇(2716.36、+6.63)
・原油先物は上昇(45.28、+0.73)
・日銀のETF購入
・米経済対策への期待
・コロナ向けワクチン開発の進展
・ダイセル<4202>エンプラ増産、中国に9万トン新設備
・エア・ウォーター<4088>東大生研と、農業・医療で包括連携
・ホンダ<7267>早期退職に優遇制度、55歳以上、組織活性視野
・東芝<6502>東芝など、カーボンリサイクル事業化検討
・住友電工<5802>下期受注見通し、車用組み電線復調
・Mimaki<6638>新中計、25年度営業利益率10%
・ウシオ電機<6925>人に優しいUV装置、ウイルス不活化
・富士通<6702>5G無線装置をKDDI基地局向け供給
・塩野義薬<4507>ゾフルーザ、インフル予防で承認取得
・テルモ<4543>袋状の塞栓デバイス、国内初、脳動脈瘤治療用
・テルモ<4543>インスリンのAIDシステム、仏社と開発
・武田薬<4502>「カボメティクス」に肝細胞がん追加、変更承認を取得
・朝日インテック<7747>米でカテーテルなど直販、来月から
・帝人<3401>ポルトガルに成形設備、炭素繊維シート樹脂を熱硬化
・冶金工<5480>川崎の排水設備刷新、汚染リスク低減
・宇部興産<4208>ポリイミド原料の生産能力6割増、ディスプレー用好調
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・10:30 鈴木日銀審議委員あいさつ(福島)
<海外>
・09:30 豪・10月貿易収支(予想:+58.0億豪ドル、9月:+56.3億豪ドル)
・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:56.4、10月:56.8) <ST>
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