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東京株式(前引け)=配当落ちの影響で続落も底堅さを発揮

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/27 11:49
 27日前引けの日経平均株価は前日比59円22銭安の2万270円97銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億8940万株、売買代金概算は9751億1000万円。値上がり銘柄数は625、対して値下がり銘柄数は1107、変わらずは68銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、売り優勢となり続落。ただ9月末の配当落ち分として約130円の下押し要因となっており、実態は強い地合いであったといえる。下値では好業績銘柄中心に押し目買いの動きが観測されている。業種別では鉄鋼や海運株が堅調だった。外国為替市場で1ドル=112円台前半の推移と円安水準に振れており、これが全体相場を支える格好となった。

 個別では、任天堂<7974.T>が高く、日本電産<6594.T>村田製作所<6981.T>も買い優勢。クロップス<9428.T>は一時ストップ高、みなと銀行<8543.T>関西アーバン銀行<8545.T>はいずれも大幅高。フィックスターズ<3687.T>も値を飛ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>トヨタ自動車<7203.T>は軟調。トリドールホールディングス<3397.T>コロワイド<7616.T>などが大幅安。ゼンショーホールディングス<7550.T>ディア・ライフ<3245.T>なども値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ
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