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山陽百貨店のニュース
7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、指数は上値重いが決算銘柄の個別物色は活発
・ドル・円は下げ渋り、ドルは売りづらい地合い
・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はスズキ<7269>
■日経平均は反発、指数は上値重いが決算銘柄の個別物色は活発
日経平均は反発。54.78円高の22562.10円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。
6日の米国市場でNYダウは続伸したが、米中貿易摩擦への警戒感から上値が多く、39ドル高にとどまった。前日の海外時間で下落した円相場も、今朝方には1ドル=111.30円近辺まで円高方向に戻しており、本日の日経平均は6円高と小動きでスタートした。指数寄与度の大きいソフトバンクG<9984>が決算を受けて大きく買われ、中国・上海総合指数の反発スタートも支援材料となって、前場の日経平均は22596.46円(89.14円高)まで上昇する場面があった。しかし、上海総合指数の伸び悩みとともに日経平均も前引けにかけて上げ幅を縮めた。
個別では、ソフトバンクGが売買代金トップで6%を超える上昇。第1四半期決算が市場予想を上回る大幅増益となった。上期決算を発表した楽天<4755>も7%近く上昇した。その他売買代金上位では任天堂<7974>、ソニー<6758>などがしっかり。スズキ<7269>やSUBARU<7270>といった自動車株の一角の上げが目立った。第1四半期決算とともに業績予想の上方修正を発表した日製鋼所<5631>は急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、資生堂<4911>などがさえない。太陽誘電<6976>は好決算を発表したが、材料出尽くし感から売りに押された。セクターでは、情報・通信業、保険業、鉱業などが上昇率上位。半面、水産・農林業、パルプ・紙、銀行業などが下落率上位だった。
ソフトバンクGの大幅高は日経平均への影響が大きいだけでなく、個人投資家のセンチメント改善にも寄与することが期待される。しかし、ソフトバンクGのプラス寄与分(約71円)がなければ日経平均はマイナスとなる格好である。東証1部市場では値下がり銘柄数が全体の半数を占め、株式市場全体への好影響は限定的と言わざるを得ない。新興市場ではマザーズ指数が小動きにとどまり、日経ジャスダック平均は8日続落しており、個人投資家の慎重姿勢も根強いことが窺える。米中貿易摩擦の行方や9日に予定される日米の新通商協議(FFR)の内容を見極めたいところだろう。
ただ、個別に見るとソフトバンクGや楽天、日製鋼所、新興市場でも手間いらず<2477>などが値を飛ばしており、決算を手掛かりとした個別物色は比較的活発である。外部環境の不透明感が強いなか、当面は好決算銘柄の循環物色中心の相場展開が続きそうだ。
■ドル・円は下げ渋り、ドルは売りづらい地合い
7日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。材料難が続くなか、米利上げ継続方針でドルは売りづらいもよう。また、上海総合指数の高寄りで円売りも観測された。
ドル・円は株価にらみで111円23銭まで下げる場面もあったが、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続方針でドル売りは進めづらい。また、上海総合指数のプラス圏推移で警戒の円買いは後退したようだ。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続への思惑から円売りに振れやすい地合いが続きそうだ。ただ、日米通商協議(FFR)を警戒した円買いは弱まっていないもよう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円23銭から111円43銭、ユーロ・円は128円62銭から128円74銭、ユーロ・ドルは1.1551ドルから1.1563ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・山陽百貨店<8257>や日本電子材料<6855>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はスズキ<7269>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・麻生財務相
「米国による対イラン経済制裁は、今後金融取引に影響する可能性」
・茂木経済再生相
「FFRを通じて米国と建設的な議論をしたい」
「TPPが米国経済や雇用にプラスと話したい」
【経済指標】
・日・6月家計支出:前年比-1.2%(予想:-1.4%、5月:-3.9%)
・日・6月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+3.6%(予想:+1.7%、5月:+2.1%)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・14:00 6月景気動向指数・先行速報値(予想:105.3、5月:106.9)
<海外>
・13:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・15:00 独・6月貿易収支(予想:+208億ユーロ、5月:+196億ユーロ)
・15:00 独・6月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%、5月:+2.6%)
・16:30 英・7月ハリファックス住宅価格指数(前月比予想:+0.2%、6月:+0.3%)
<HH>
・日経平均は反発、指数は上値重いが決算銘柄の個別物色は活発
・ドル・円は下げ渋り、ドルは売りづらい地合い
・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はスズキ<7269>
■日経平均は反発、指数は上値重いが決算銘柄の個別物色は活発
日経平均は反発。54.78円高の22562.10円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。
6日の米国市場でNYダウは続伸したが、米中貿易摩擦への警戒感から上値が多く、39ドル高にとどまった。前日の海外時間で下落した円相場も、今朝方には1ドル=111.30円近辺まで円高方向に戻しており、本日の日経平均は6円高と小動きでスタートした。指数寄与度の大きいソフトバンクG<9984>が決算を受けて大きく買われ、中国・上海総合指数の反発スタートも支援材料となって、前場の日経平均は22596.46円(89.14円高)まで上昇する場面があった。しかし、上海総合指数の伸び悩みとともに日経平均も前引けにかけて上げ幅を縮めた。
個別では、ソフトバンクGが売買代金トップで6%を超える上昇。第1四半期決算が市場予想を上回る大幅増益となった。上期決算を発表した楽天<4755>も7%近く上昇した。その他売買代金上位では任天堂<7974>、ソニー<6758>などがしっかり。スズキ<7269>やSUBARU<7270>といった自動車株の一角の上げが目立った。第1四半期決算とともに業績予想の上方修正を発表した日製鋼所<5631>は急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、資生堂<4911>などがさえない。太陽誘電<6976>は好決算を発表したが、材料出尽くし感から売りに押された。セクターでは、情報・通信業、保険業、鉱業などが上昇率上位。半面、水産・農林業、パルプ・紙、銀行業などが下落率上位だった。
ソフトバンクGの大幅高は日経平均への影響が大きいだけでなく、個人投資家のセンチメント改善にも寄与することが期待される。しかし、ソフトバンクGのプラス寄与分(約71円)がなければ日経平均はマイナスとなる格好である。東証1部市場では値下がり銘柄数が全体の半数を占め、株式市場全体への好影響は限定的と言わざるを得ない。新興市場ではマザーズ指数が小動きにとどまり、日経ジャスダック平均は8日続落しており、個人投資家の慎重姿勢も根強いことが窺える。米中貿易摩擦の行方や9日に予定される日米の新通商協議(FFR)の内容を見極めたいところだろう。
ただ、個別に見るとソフトバンクGや楽天、日製鋼所、新興市場でも手間いらず<2477>などが値を飛ばしており、決算を手掛かりとした個別物色は比較的活発である。外部環境の不透明感が強いなか、当面は好決算銘柄の循環物色中心の相場展開が続きそうだ。
■ドル・円は下げ渋り、ドルは売りづらい地合い
7日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。材料難が続くなか、米利上げ継続方針でドルは売りづらいもよう。また、上海総合指数の高寄りで円売りも観測された。
ドル・円は株価にらみで111円23銭まで下げる場面もあったが、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続方針でドル売りは進めづらい。また、上海総合指数のプラス圏推移で警戒の円買いは後退したようだ。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続への思惑から円売りに振れやすい地合いが続きそうだ。ただ、日米通商協議(FFR)を警戒した円買いは弱まっていないもよう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円23銭から111円43銭、ユーロ・円は128円62銭から128円74銭、ユーロ・ドルは1.1551ドルから1.1563ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・山陽百貨店<8257>や日本電子材料<6855>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はスズキ<7269>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・麻生財務相
「米国による対イラン経済制裁は、今後金融取引に影響する可能性」
・茂木経済再生相
「FFRを通じて米国と建設的な議論をしたい」
「TPPが米国経済や雇用にプラスと話したい」
【経済指標】
・日・6月家計支出:前年比-1.2%(予想:-1.4%、5月:-3.9%)
・日・6月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+3.6%(予想:+1.7%、5月:+2.1%)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・14:00 6月景気動向指数・先行速報値(予想:105.3、5月:106.9)
<海外>
・13:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・15:00 独・6月貿易収支(予想:+208億ユーロ、5月:+196億ユーロ)
・15:00 独・6月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%、5月:+2.6%)
・16:30 英・7月ハリファックス住宅価格指数(前月比予想:+0.2%、6月:+0.3%)
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