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松屋のニュース
【↑】日経平均 大引け| 続伸、高値警戒感もバリュー株中心に買い優勢 (7月1日)
日経平均株価
始値 39839.82
高値 39942.69(09:18)
安値 39537.10(14:18)
大引け 39631.06(前日比 +47.98 、 +0.12% )
売買高 16億2884万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆8632億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、朝高後に伸び悩む展開
2.前週の反動で一時下げに転じるも終盤締まる
3.バリュー株中心に買われTOPIXは年初来高値
4.値上がりと値下がり銘柄数がほぼ拮抗状態に
5.百貨店が値を飛ばし、川崎汽など海運も高い
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比45ドル安と3日ぶりに反落した。米長期金利の上昇や決算を発表したナイキ
週明けの東京市場では、強弱観対立のなかも日経平均株価は上昇、途中下げに転じる場面もあったが押し目買いも厚く、引けにかけ締まった。
1日の東京市場は、バリュー株中心に買いが優勢だったが、半導体関連などは目先高値警戒感も意識され、利益確定売り圧力が日経平均の上値を重くした。前週末の欧州株市場では政局懸念からフランスの主要株価が下値模索を続けるなどリスクオフの地合いだった。また、米株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに前半は強調展開を示すも、後半は長期金利上昇を横目にマイナス圏に沈む動きとなった。東京市場では一段と進む円安を追い風に強さを発揮したが、前週1週間で日経平均は1000円近い上昇を示すなど6月後半に急速に水準を切り上げた反動が出る形に。いったんマイナス圏に沈んだものの、押し目買い意欲は活発で結局高く引けている。プライム市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも800弱で拮抗、株価を上昇させる銘柄の方がわずかに多かった。なお、TOPIXは年初来高値を更新した。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが堅調、ソフトバンクグループ<9984>も上昇した。川崎汽船<9107>が買い優勢だったほか、三菱商事<8058>も頑強な値動き。J.フロント リテイリング<3086>、高島屋<8233>、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>、松屋<8237>など百貨店株が大幅高に買われる人気。長野計器<7715>は値上がり率首位となった。ヤマシンフィルタ<6240>も活況高。
半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が売られ、ディスコ<6146>も軟調。TOWA<6315>も安い。リクルートホールディングス<6098>が値を下げ、第一三共<4568>も下値を試した。アダストリア<2685>が急落、藤田観光<9722>、ミガロホールディングス<5535>、K&Oエナジーグループ<1663>なども大幅安。FPパートナー<7388>の下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、KDDI <9433>、三菱商 <8058>、トレンド <4704>、ホンダ <7267>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約67円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はテルモ <4543>、レーザーテク <6920>、リクルート <6098>、第一三共 <4568>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約77円。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)保険業、(3)石油石炭製品、(4)鉄鋼、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)陸運業、(3)非鉄金属、(4)電気・ガス業、(5)パルプ・紙。
■個別材料株
△Jフロント <3086> [東証P]
第1四半期決算上振れで通期予想を上方修正。
△ピクスタ <3416> [東証G]
AIデータセットライセンス業界団体の創設に参画。
△ロボペイ <4374> [東証G]
「請求管理ロボ」及び「サブスクペイ」のサービス価格を改定。
△ペルセウス <4882> [東証G]
PPMX-T003の真性多血症(PV)患者による第I相試験が終了。
△ジーデップ <5885> [東証S]
エッジAI関連でテーマ買いに乗る。
△ザイン <6769> [東証S]
電力需要対応したエッジAIや光半導体などで活躍期待高まる。
△長野計器 <7715> [東証P]
いちよし経済研究所が新規に「A(買い)」で格付け。
△セルシード <7776> [東証G]
移植用「軟骨細胞シート」が米国で特許査定。
△高島屋 <8233> [東証P]
25年2月期営業益増額で20%増益に。
△川崎汽 <9107> [東証P]
バルチック指数の上昇基調続き海運株に資金流入。
▼アダストリア <2685> [東証P]
第1四半期減益決算がネガティブインパクトに。
▼パレモ・HD <2778> [東証S]
前年の反動で第1四半期減収減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)長野計器 <7715>、(2)Jフロント <3086>、(3)高島屋 <8233>、(4)川崎汽 <9107>、(5)H2Oリテイ <8242>、(6)ヤマシン―F <6240>、(7)松屋 <8237>、(8)日伝 <9902>、(9)メルカリ <4385>、(10)Jディスプレ <6740>。
値下がり率上位10傑は(1)アダストリア <2685>、(2)藤田観 <9722>、(3)ミガロHD <5535>、(4)ギフティ <4449>、(5)K&Oエナジ <1663>、(6)MSOL <7033>、(7)FPパートナ <7388>、(8)ナガワ <9663>、(9)インソース <6200>、(10)GMO-PG <3769>。
【大引け】
日経平均は前日比47.98円(0.12%)高の3万9631.06円。TOPIXは前日比14.65(0.52%)高の2824.28。出来高は概算で16億2884万株。東証プライムの値上がり銘柄数は796、値下がり銘柄数は790となった。東証グロース250指数は649.20ポイント(12.04ポイント安)。
[2024年7月1日]
株探ニュース
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