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日経225先物は11時30分時点、前日比変わらずの3万8040円前後で推移。寄り付きは3万7900円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8035円)を下回り、売りが先行して始まった。直後に付けた3万7890円を安値にショートカバーとみられる動きとなり、一時3万8090円とプラスに転じる場面もみられた。ただし、積極的なロングの動きは限られるなか、その後は3万7950円~3万8050円辺りでの保ち合いを継続している。
日経225先物は3万8000円を挟んでの狭いレンジ推移となり、底堅さは意識されている。米ハイテク株安の流れから、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]の下げが日経平均株価の重荷となった。一方で、円高が一服するなかで、トヨタ自動車 <7203> [東証P]など輸出関連株が買い戻されており、相場を支えている。後場も膠着感の強い値動きが続くとみられるが、3万8000円を上回っての推移を続けてくるようだと、大引けにかけてはカバーの動きが強まる可能性がありそうだ。
NT倍率は先物中心限月で14.25倍に低下した。一時14.23倍まで下げる場面もみられたが、14.21倍辺りで推移する200日移動平均線が支持線として意識されており、同線に接近する局面ではリバランス狙いのNTロングに向かわせやすいだろう。
株探ニュース
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