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兼松のニュース
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~節目の32000円を意識した相場展開~
2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■節目の32000円を意識した相場展開
■日本製鉄、2Q営業利益 21.8%減 4237億円、今期純利益を上方修正
■前場の注目材料:トヨタ自、通期予想、販売増で上方修正、営業益最高4.5兆円
■節目の32000円を意識した相場展開
2日の日本株市場は、買い先行から節目の32000円を意識した相場展開が見込まれる。1日の米国市場はNYダウが221ドル高、ナスダックは210ポイント高だった。ADP雇用統計が予想を下回り、長期金利の低下に伴って買い優勢の展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り、政策金利据え置きを2会合連続で決定した。パウエルFRB議長も警戒されたほどタカ派姿勢を表明せず、終盤にかけ上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比255円高の31855円。円相場は1ドル150円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートになろう。日経225先物はナイトセッションで31910円と高値で取引を終えた。日経平均は日銀の金融政策決定会合の結果を受けて買い戻しの動きが強まり、米国ではFOMC通過でリバウンドが強まるなど、理想的な動きを見せた。米国市場は長期金利が低下するなか、主力ハイテク株を中心に買われたことから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になりそうだ。
また、昨日時間外取引で不安定な値動きだったAMDは9%超の大幅高となっていた。これを受けて前日に下げが目立っていたアドバンテスト<6857>への買い戻しの動きが強まるようだと、センチメント改善につながるだろう。25日線を支持線としたリバウンドを見せていたレーザーテック<6920>が一段高となれば、個人投資家のセンチメントにも好影響を与えるだろう。
ただし、3連休前ということもあり、利益確定の動きも強まりやすく、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性がある。日経平均の32000円接近で達成感も意識されやすいだろう。もっとも、日米の重要イベントが通過したことから売り方は仕掛けづらくなったと考えられ、グローベックスの米株先物が堅調推移ともなれば、週末の上昇への思惑も高まりやすい。売り方にとってはポジション圧縮を迫られると考えられるため、押し目狙いの買いで対応したいところだ。
物色としては主力ハイテク株に資金が集中しやすい一方で、長期金利の低下を受けて金融などは利食い対象になろう。また、レーザーテックなどに資金が集中するようだと、中小型株へ資金が向かいづらくなる。
■日本製鉄、2Q営業利益 21.8%減 4237億円、今期純利益を上方修正
日本製鉄<5401>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比13.9%増の4兆4124億2100万円、営業利益は同21.8%減の4237億9400万円だった。あわせて2024年3月期の純利益を4000億円から前期比39%減の4200億円に上方修正した。鉄鋼関連のグループ会社の増益を反映するほか、コスト削減の効果を織り込んだ。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(31601.65、+742.80)
・NYダウは上昇(33274.58、+221.71)
・ナスダック総合指数は上昇(13061.47、+210.23)
・シカゴ日経先物は上昇(31855、大阪比+255)
・SOX指数は上昇(3290.95、+75.06)
・VIX指数は低下(16.87、-1.27)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・トヨタ自<7203>通期予想、販売増で上方修正、営業益最高4.5兆円
・トヨタ自<7203>北米車載電池工場に1.2兆円追加投資
・ローム<6963>宮崎第二工場でSiCウエハー生産
・三菱電機<6503>3Dシミュレーター開発でフィンランド社と新会社
・塩野義<4507>米アプニメドと、睡眠障害の医薬品研究で合弁
・兼松<8020>あおぞら銀と提携、企業の環境経営支援
・SUBARU<7270>テスラ規格採用、北米向けEV充電
・SMC<6273>配管空気漏れ可視化、蛍光水溶液を噴霧・充満
・ナ・デックス<7435>分配ミラー交換容易、レーザー溶接用多機能ヘッド開発
・AeroEdge<7409>積層造形評価普及へ、英社と協業
・NEC<6701>東北大と、大学内にDX共創研究所、社会の強靭化目指す
・マクセル<6810>円筒形の全固体電池を開発
・技研製作所<6289>遠隔・自動で杭圧入、新手法開発
・クラボウ<3106>熊本事業所の新棟来春着工
・神戸鋼<5406>耐疲労亀裂鋼板を貨物船向けに供給、強度36%向上
・AGC<5201>車載ガラス革新、次世代モビリティーに攻勢
・大成建設<1801>ネイチャーポジティブ実現へ、建設業向け評価手法の確立目指す
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月マネタリーベース(9月:前年比+5.6%)
<海外>
・09:30 豪・9月貿易収支(予想:+95.00億豪ドル、8月:+96.40億豪ドル) <ST>
■節目の32000円を意識した相場展開
■日本製鉄、2Q営業利益 21.8%減 4237億円、今期純利益を上方修正
■前場の注目材料:トヨタ自、通期予想、販売増で上方修正、営業益最高4.5兆円
■節目の32000円を意識した相場展開
2日の日本株市場は、買い先行から節目の32000円を意識した相場展開が見込まれる。1日の米国市場はNYダウが221ドル高、ナスダックは210ポイント高だった。ADP雇用統計が予想を下回り、長期金利の低下に伴って買い優勢の展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り、政策金利据え置きを2会合連続で決定した。パウエルFRB議長も警戒されたほどタカ派姿勢を表明せず、終盤にかけ上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比255円高の31855円。円相場は1ドル150円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートになろう。日経225先物はナイトセッションで31910円と高値で取引を終えた。日経平均は日銀の金融政策決定会合の結果を受けて買い戻しの動きが強まり、米国ではFOMC通過でリバウンドが強まるなど、理想的な動きを見せた。米国市場は長期金利が低下するなか、主力ハイテク株を中心に買われたことから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になりそうだ。
また、昨日時間外取引で不安定な値動きだったAMDは9%超の大幅高となっていた。これを受けて前日に下げが目立っていたアドバンテスト<6857>への買い戻しの動きが強まるようだと、センチメント改善につながるだろう。25日線を支持線としたリバウンドを見せていたレーザーテック<6920>が一段高となれば、個人投資家のセンチメントにも好影響を与えるだろう。
ただし、3連休前ということもあり、利益確定の動きも強まりやすく、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性がある。日経平均の32000円接近で達成感も意識されやすいだろう。もっとも、日米の重要イベントが通過したことから売り方は仕掛けづらくなったと考えられ、グローベックスの米株先物が堅調推移ともなれば、週末の上昇への思惑も高まりやすい。売り方にとってはポジション圧縮を迫られると考えられるため、押し目狙いの買いで対応したいところだ。
物色としては主力ハイテク株に資金が集中しやすい一方で、長期金利の低下を受けて金融などは利食い対象になろう。また、レーザーテックなどに資金が集中するようだと、中小型株へ資金が向かいづらくなる。
■日本製鉄、2Q営業利益 21.8%減 4237億円、今期純利益を上方修正
日本製鉄<5401>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比13.9%増の4兆4124億2100万円、営業利益は同21.8%減の4237億9400万円だった。あわせて2024年3月期の純利益を4000億円から前期比39%減の4200億円に上方修正した。鉄鋼関連のグループ会社の増益を反映するほか、コスト削減の効果を織り込んだ。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(31601.65、+742.80)
・NYダウは上昇(33274.58、+221.71)
・ナスダック総合指数は上昇(13061.47、+210.23)
・シカゴ日経先物は上昇(31855、大阪比+255)
・SOX指数は上昇(3290.95、+75.06)
・VIX指数は低下(16.87、-1.27)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・トヨタ自<7203>通期予想、販売増で上方修正、営業益最高4.5兆円
・トヨタ自<7203>北米車載電池工場に1.2兆円追加投資
・ローム<6963>宮崎第二工場でSiCウエハー生産
・三菱電機<6503>3Dシミュレーター開発でフィンランド社と新会社
・塩野義<4507>米アプニメドと、睡眠障害の医薬品研究で合弁
・兼松<8020>あおぞら銀と提携、企業の環境経営支援
・SUBARU<7270>テスラ規格採用、北米向けEV充電
・SMC<6273>配管空気漏れ可視化、蛍光水溶液を噴霧・充満
・ナ・デックス<7435>分配ミラー交換容易、レーザー溶接用多機能ヘッド開発
・AeroEdge<7409>積層造形評価普及へ、英社と協業
・NEC<6701>東北大と、大学内にDX共創研究所、社会の強靭化目指す
・マクセル<6810>円筒形の全固体電池を開発
・技研製作所<6289>遠隔・自動で杭圧入、新手法開発
・クラボウ<3106>熊本事業所の新棟来春着工
・神戸鋼<5406>耐疲労亀裂鋼板を貨物船向けに供給、強度36%向上
・AGC<5201>車載ガラス革新、次世代モビリティーに攻勢
・大成建設<1801>ネイチャーポジティブ実現へ、建設業向け評価手法の確立目指す
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月マネタリーベース(9月:前年比+5.6%)
<海外>
・09:30 豪・9月貿易収支(予想:+95.00億豪ドル、8月:+96.40億豪ドル) <ST>
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